ワールドビジネスサテライト,2/5,消費者の”買い方”に変化
まずは新しい消費の形からです
まさにモノが売れない時代ですが
実はソコにはモノの買い方の変化がありました
今日、博多で開かれた"楽天市場 出店セミナー”
現在楽天市場の店舗数3万1000店
店舗数と店舗平均売り上げは右肩上がりだという
今回参加した25社のうち9社が出店希望
ネットからも出店の資料請求ができますセミナーを開けば毎回3割が出店を希望するという
楽天 店舗開発部 小野由衣さん
「不安はあるがやり方次第で成功できると」
「夢も求めてきている」
今日、総務省が発表した家計消費状況調査(09年)
1世帯あたりの支出総額
34万9050円/月 ↓1.1%
個人消費の弱さが改めて浮き彫りになった
その上でインターネットを利用した支出
↑14.3%
消費が低迷する中でのネット通販の好調ぶり
こうした背景には

”嫌消費”世代の登場があると指摘するアナリストがいる
収入に見合った消費をしない20代後半を”嫌消費”世代と呼んでいる
IMR生活総合研究所 松田 久一 社長
「(”嫌消費”世代は)直感的に買いあとで後悔したくないという思いが強い」
「パソコンや携帯などいろいろなパーソナルツールを駆使して」
「モノを選択していく情報に依存した世代」
そういえば
価格コムや2ちゃん参考にしますね情報を収集してから慎重に買うこうした買い方は若い世代に留まらずに今後
多くの世代に波及すると松田氏はいう
「節約の時代でもあり不況で賃金も下がっているので」
「ほかの世代にも波及してくる」
情報依存型の消費者に向けて
NTTコミュニケーションズは新サービスを始めました
OCNお買得ナビ
製品価格が刻々と変わる中、消費者が買いたい価格を設定できる
ロックオンプライス設定機能があります
登録しておけば価格が下がったときに通知してくれる
不特定多数から選ぶのではなく商品を絞り込み
その買い時を狙う消費者が増えているといいます
買いたい価格と買い時のマッチング
3月までに50万人の会員を見込んでいます
まぁ本当の出物は狙いわけで一方ネットに頼らない買い方もあります
![Mart ( マート ) 2010年 03月号 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51S1HadtuFL._SL160_.jpg)
雑誌”Mart”
一般公募した女性の声を元に作られています
ソコには彼女達が進める雑貨や食品など商品の情報だけでなく
使い方なども掲載されています
彼女達通称”マート族”と呼ばれています
実はこの雑誌に掲載された商品がヒットに繋がっています

X1個

X6個
桃屋 辛そうで辛くない少し辛いラー油(約400円)
OKだと298円ぐらいその他にも

←こういう本もあるといいパナソニック「ホームベーカリー」
amazon、楽天ともに扱いなし
アクタス「スーホルムカフェ・バッグ」など
紹介されていた横田さんの様に読者だった人が載っている物を買い
自らも紹介する立場になる人もいる
いま横田さんのような人は情報とコミュニティを求めているといいます
マート編集部 大給 近憲 編集長
「こういう女性はウェブに熟知しているから」
「不特定多数のブログをやる人にすすめられても納得しない」
「信頼できる"自分と生活を共有できる"人の意見が必要」
物を売る側もこうした消費者の描いたかの変化に対応すべきだと
アナリストはいいます
IMR生活総合研究所 松田 久一 社長
「(モノが)どんなふうに使えてどんなふうに役立つのか」
「自分の悩みをどう解決してくれるのか一緒に提案すると買ってもらえる」
雑誌なら信用できるのか?
ネットでしっかりしたコミュニティを形成した方がより効率的だと思う