ワールドビジネスサテライト,3/9,フランチャイズ業界に異変?
今日から東京ビッグサイトで始まった
フランチャイズショー開業したいという人を求める企業 約150社が参加
出店で目立つのがリサイクル業や塾など教育産業だ
リサイクルへのニーズが高まっている事から
リサイクル業は店舗を拡大
また学習塾が期待を寄せるのが
子ども手当を期待しているという
会場を訪れ企業を目指す人
その中には早期退職などで新たに仕事を求める人も多いという
特にセブンイレブンやファミリーマートなど
09年 フランチャイズ応募者 ↑2割
フランチャイズへの新規加盟希望者向けセミナーを覗くと
席はほぼ満席だ
しかし店舗のオーナーですぐに成功できるわけではないと指摘する声も
フランチャイズ研究所 黒川孝雄 代表取締役
「必ずリスクはつきまとう本部が言うほどに売り上げが伸びないとか」
「例えば年1億円売れると言われていたのに8000万円だったとか」
「その辺はしっかりと確認しないといけない」
そんな中応募が殺到しているコンビニがあるといいます
首都圏を地盤とする中堅のスリーエフです
09年のオーナーの応募
250人(前年の3倍)
定員の5倍以上です
失敗のリスクもあるコンビニのオーナーに
なぜこんなに応募があるのでしょうか
研修中の大石利也さん(38)
「昨年の7月末のリストラにあってコチラでお世話になっている」
以前は証券会社に勤務
商売の経験はありませんが不安はないといいます
スリーエフ独立研修社員制度
オーナー希望者を最長3年間 契約社員として実地研修
研修終了後に独立すれば135万円〜285万円の支援金
通常2週間程度の研修で出店させるコンビニ業界では異例の制度です
また本部の社員も定期的に訪問し経営者としてのノウハウを伝授
不況の中応募者の半数が大石さんの様な早期退職した社員や派遣社員
30代から40代の働き盛りが中心です
優秀な人材も多かったといいます
大石利也さん(38)
「自分が歩んできた道の延長線上ならいいが」
「全く新しい世界となると(研修などが)充実しているところを探したいと思った」
スリーエフ人材開発室 荘信幹グループ長
「われわれコンビニ業界も売り上げが低迷していて」
「優秀なオーナーにやってもらう事が売り上げを伸ばす1つの方法」
「競争力という意味では非常にプラスになっている」
*コンビニ弁当半額処分って周りでやってる店舗がない