ワールドビジネスサテライト,5/14,NY(23:54〜)
回復してきたアメリカの個人消費
既にそれを狙った動きが出てきています
今月7日 ニューヨーク
空き店舗が目立っていたマンハッタンのの真ん中にオープンしたのは
ライムライト・マーケットプレイス
築163年の元教会を改装した建物で初日から大勢の人たちが集まりました
教会の構造を生かし真ん中は大きな吹き抜けに
チョコレート店やTシャツ店など店がひしめく様に並んでいます
おしゃれでやや高めというのがキーワードです
・1100uに40店舗
・20テナントが空き待ち
一方 現在商業用不動産の価格は07年のピークから4割ほど安い水準
投資会社は最初の1年で投資額を回収できると強気な見方です
ライムライト・マーケットプレイス ジャック・メナッシュ社長
「改装に1500万ドル(約14億円)年間売上見込みは4000万ドル(約37億円)」
「不況だからやるテナントには手ごろな家賃で客には手が届く範囲の商品を提供できる」
客は
「みんな少しだけ財布のひもを緩めてる超高価品でないならつい買っちゃう」
このアメリカの最新の小売り動向が発表されました
4月の小売り売上高は前の月に比べ0.4%の増加となり
市場の予測を上回りました
米国4月の小売売上高(前月比)
↑0.4%(7ヵ月連続プラス)
建材↑6.9% 自動車関連 ↑0.5%
一方
家具・家電・デパートなどは落ち込む
→3月の大幅増の反動も
消費を増やすには何が必要か
雇用環境の改善や所得の増加が必要となります
米国雇用情勢
・4月雇用統計で予想以上の増加
・企業に正社員採用の動き
一方
消費者
株価の大幅下落などのショックで再び財布のひもを締める可能性も
消費はしばらく
強弱入り混じった状況が続きそうです
ダウナスダック大きく下げています
スペインやポルトガルが出した財政の緊縮策で景気の回復の遅れが警戒されています
$1=¥92.08