全国どこの店にいっても同じサービスや同じ味といったブランド力で成長を続けてきた
コンビニやファストフードなどのチェーン店ですが最近は店ごとの味が問われているそうです
中古車の販売を全国で展開するガリバーインターナショナルは
全国に約420店展開「中古車販売の強化」を発表
*東尾親子をCMに起用
ガリバーインターナショナル 羽鳥兼市 会長
地域ごとに特性のある車が人気があるのでその”地域”に合わせた」
今月末から店舗のリニューアルを始め
地域ごとの売れ筋にあわせた店作りにするといいます
例えば
ファミリー層が多い店 → スライドドアの車
女性が多い店 → カラフルな車
「(車を)単に並べているだけでなく地域の状態をよく調べて」
「一番需要のある商品を需要のあるところに提供する」
「それをスピーディーに回転せさる事で客に安く提供できる」
チェーン店でありながら地域や店ごとに商品やメニューを変える
こうした動きが小売りや外食にも広がっているようです
日本フランチャイズ総合研究所 内川昭比古 社長
「コンビにはどこの店でも同じと思われているが共通商品は6〜7割」
「あとの3〜4割りは”個店”ごとに違う」
「(市街地と)郊外では利用動機も違う」
「利用動機に合った品揃えをしないと当然売り上げは落ちていく」
東京・中央区
大きな地図で見る モスバーガー銀座カフェ ナイン店ハンバーガーとは別に
ごはんものやスープやサラダといった他の店舗と少し違うメニューが並ぶ
全国1300店以上ある「モスバーガー」で「カフェ型」は3店舗のみ
女性客を意識したこの店限定のメニューを販売します
今月からこの店のみで販売している
サラダ風南部どり唐揚げご飯セット880円
この店では
売り上げの約4割が店舗限定メニュー
モスバーガーではこの店舗の客の反応を元に今では
都市型店舗約200店で「ご飯メニュー」を販売
モスフードサービス 鈴木利之 店長
「地域ごとに好き嫌いもあるのでこうした実験から広げられれば」
牛丼の吉野家
しかし提供されているのは蕎麦
コチラの横浜市
大きな地図で見る 吉野家 長津田店コチラの店舗の看板はオレンジではなく青
牛丼と十割そばセット680円も用意されている
(もりそばのみは380円)
つなぎを使わない本格的な蕎麦
厨房には特別な製麺器があるという打ちたて茹でたてを売りにしている
3年前から展開した
そば処 吉野家は40店舗となった
セットの注文が多いことから客単価は既存店より70円高いというメリットも
そばを販売するのにはある切欠が
吉野家そば処推進 小野寺健一 担当部長
「2003年のBSE問題で牛丼が売れない時期があった」
「牛丼と並ぶ商品を早く開発する必要があった」
牛丼の価格競争で通常の店舗が苦戦する中
そばを販売する店は売り上げを伸ばしている出店する場所は郊外の街道沿いだが
現在ショッピングモールへの出店に力を入れているという
「(モールの)フードコートは吉野家の客層と全く違う」
「将来の吉野屋に来る子供達がいっぱい存在する」
「オレンジ(通常)の吉野家ではできなかった事を積極的にやっていきたい」
店ごとの特徴が際立ち始めたチェーン店
地域のニーズに合わせていくことが生き残るカギだと専門家は分析する
日本フランチャイズ総合研究所 内川昭比古 社長
「(生き残るのは)狭い商圏を狙った地域密着で投資が少ない店」
「店長に権限委譲して地域に合った店作りでないと伸びない」
*アッチってそんなに店ごとの特徴ないような?