ワールドビジネスサテライト,5/19,GLOBAL WATCH,fromニューヨーク
2日
自転車で埋め尽くされたマンハッタン
米国5月バイクマンス(自転車月間)
全米各地で自転車のイベント
ファイブボロー・バイクツアー
・参加者3万2千人
・全米一の規模
高速道路など約68キロを走る
ガソリン価格の上昇や節約志向により
ニューヨークの自転車利用者は増加
この1年で26%伸びました
もうひとつの背景には
市の積極的な推進策があります
利用者の安全も守り渋滞も防ごうと
NY市の自転車専用道路
3年間で総延長300キロ
市では今後20年で2800キロまで拡大予定
こうしたブームをビジネスに生かす小売店も出てきました
バードバス(ベーカリー)
自転車での来店客は25%引きになる
店のオーナー マウリー・ルービンさん
「自転車の客は全体の5~10%少しずつ増えてきています」
「割引する事で自転車愛好家達が話題にしてくれるので口コミの宣伝効果もあります」
また自転車を支援する動きは企業にも広がっています
クレディ・スイス
自転車通勤サポートのため6年前からビル内駐輪場設置
クレディ・スイス アンドリューフェダーブッシュ氏
「このタグを自転車につければいつでも駐輪場を利用できます」
「夏場だと登録は100人を超えますし1日に25~50人くらい利用しています」
朝ぞくぞくと社員が自転車でやってきまいた
社員
「ある日 地下鉄が遅れて嫌になったそれから2年間ズット自転車通勤です」
一方
オグルビー社では50台の自転車を購入
社員の利用を促進しています
オグルビー トニー・リー氏
「環境にやさしいオフィスづくりの一環で自転車を50台購入しました」
「会社の講習さえ受ければ社員は自転車で外回りができます」
「自転車利用の促進はエコロジーの一環でもあります」
社内には年間約5000円で利用できるロッカーやシャワー室も完備
自転車で汗をかいても仕事の前に着替える事ができます
環境や健康への意識の高まりを背景にアメリカで盛り上がる自転車ブーム
今後あらたな広がりを見せるのでしょうか
*中国では自転車から自動車へ米国では自動車から自転車へ?そして日本は