ワールドビジネスサテライト,5/24,厳しい雇用,変わる就活
今日月例経済報告が発表され景気判断については
「着実に持ち直して来ている」との表現を据え置きました
失業率5%台と雇用状況の回復もなかなか見えない中
一方で就職活動の仕方に新しい動きが見え始めています
政府は5月の月例経済報告を発表
アジア向けなど好調な輸出を背景に
企業の生産・個人消費
→「持ち直しを確認」
しかし
ヨーロッパの景気悪化の懸念
円高などの先行きが不透明ことなどから
景気判断
「着実に持ち直してきている」
→2ヵ月連続据え置き
菅 経済財政担当大臣
「ギリシャ含む欧州の問題は非常に注意深く見ていかないといけない」
また菅大臣は雇用情勢についても
リスク要因として注視していく考えを示しました
「雇用情勢の悪化懸念が依然残っている事も注意が必要」
厳しい雇用情勢が続くなか過去に例を見ない取り組みが
千葉・いずみ市
第3セクターいずみ鉄道の嘱託社員(4人)
訓練費用の700万円を自己負担
毎週日曜日
9月の学科試験のための講義
受験チャンスは2度
→失敗しても700万円は返金されず
いずみ鉄道は開業以来赤字経営が続いている
経営的に厳しい状況だ
いずみ鉄道 川上和成 鉄道部長
「乗務員を訓練するにはすごい費用がかかる」
「高齢の運転士をどう補充できるか考えるとこの方法しかない」
午後4時前 講義が終わり帰宅のとに
講義はいづみ鉄道をつかい行き来している
700万円は極端な事例
だが就職するためにお金をかけるケースは珍しくなくなってきている
東京・港区
我究館
就職支援学校
受講生に働く意味や本当にやりたい事を考えさせて就職活動のノウハウを教えている
4時間の講義を4回また個人面談などで受講料は14万8000
申し込みが多く
定員数 毎年↑10%
ジャパンビジネスラボ 我究館 熊谷智宏コーチ
「内定がゴールではなく内定後も活躍するための力は何かを考えて」
「カリキュラムを作っているところにプライドを持っている」
説明会の参加者1
「(受講料は)そんなに高くない」
「高校・大学受験でたくさんお金を使うのに」
「なぜ就活だけお金を使わないのかと思う」
説明会の参加者2
「親が”値段高くても就職は大切なので全額出すから行きなさい”と言った」
「30万〜40万かかっても第一志望に内定もらえるなら出す」
毎日コミュニケーションによると
就活で専門学校などに使ったお金
5万円〜10万円
| 92.5%
|
20万円以上
| 4.3%
|
ジャパンビジネスラボ 杉村太郎CEO
「将来のビジョンを作った上で志望する企業に就職するため」
「お金を払う事は普通というか変わった事ではなくなってきた」
*就職するには燃えより萌え?