ワールドビジネスサテライト,5/24,技ありニッポンの底力,SUWADA
都内のネイルサロン
東京・豊島区
JurryNail
ネイりストが愛用する爪切りがある
刃の先が細くなっているので細かい部分もカットできるのだという
プロ用から家庭用まで
この鋭い刃に隠された秘密とは
刃物の町
新潟県・三条市
60年間爪切りを作り続けてきた
諏訪田製作所爪切りはどのように作られるのか
工場で一番大きな機械を見せてもらった
材料である鋼が中へ中へと運ばれ1100度の炉で熱せられる
熱した後は500トン以上の圧力をかける
ココで大方の形は出来上がる
材料の内実際に使うのは全体の3割程度だ
強靭な刃を作るため金属を凝縮させたシンの部分しか使わない
諏訪田製作所 技術アドバイザー 小林英夫さん
「どんどん削ぎ落として最終的に良いモノだけを残す」
爪切りが完成するまでの工程はおよそ50全てが手作業だ
最も気を使うのが肝心の刃の部分厚いと刃の役割を果たさない
「出来るだけ(薄くして)小さい方が爪を切りやすい」
削る前は2.5ミリ程度それを0.5ミリにまで薄くする
さらに小林さん自らが作業場に座る
刃を薄くした爪切りをヤスリで磨き蛍光灯に当て
刃と刃の間の隙間を覗く
コレを何度も繰り返す
最後は隙間が見えなくなるまでになる
ココに技あり!
2枚の刃を合わせた時の隙間をゼロに近づける
片方だけを削っても刃はピタリと合わない
その微妙なバランスを手の感覚だけで判断する
今この作業が出来る職人は小林さんしかいないという
「(一人前になるまで)3年は必要」
今や
SUWADAブランドの爪切りは世界中から注目を集めている
17日
ビューティーワールドジャパン
東京ビッグサイト
価格は6825円〜1万5750円と決して安くはないが
諏訪田製作所のブースには外国人の姿が
諏訪田製作所 小林知行 社長
「世界中の人が爪が伸びるわけですから」
「世界中の人に使ってもらいたい」
*ネット限定品なんてのもありました