今週の金曜日に発売される
iPadですが
それに合わせて利用が急速に増えそうなのがWi-Fiです
NTTブロードバンドプラットフォーム 小林忠男社長
「無線の通信速度とエリアはトレードオフの関係」
NTTドコモの
NTTブロードバンドプラットフォーム新商品発表会
インターネットに繋げるための新しい機器を発表しました
環境に応じ
Wi−Fiか携帯を自動選択
上のランプが緑でWi−Fi青で携帯
ポータブルWi-Fi・3万7000円(メーカー希望価格)
・6月24日発売
「スマートフォンだとか無線LANの入った端末がたくさん出てきた」
「iPadもでてくるわけですけど・・・」
iPadはソフトバンクしか使えないと思われていますが
実はWiFiにも対応していてWiFiだけで繋げる機種もあります
各社はそれを狙い新たな機器やサービスを強化しています
イーモバイル 阿部基成 副社長
「4980円が12ヵ月3980円で利用できるのが今回のキャンペーン」
イーモバイルWiFiどこでもワイヤレスで通信のやり取りが出来る
料金が通常よりも1000円安いキャンペーンを
明日〜8月31日
その理由は
イーモバイル 千本倖生 会長
「今週出てくる新しい端末(iPad)はある種の革命を引き起こす」
「端末だと思う」
携帯できるサイズと料金で今週末から販売される
iPadの市場を狙います
イーモバイル 阿部基成 副社長
「(他社も)WiFiルーター(を発表)で競争は激しくなると思う」
「さらに小型化や(通信速度の)高速化を検討していきたい」
今後伸びるワイヤレス通信時代に備え基地局の整備も
イーモバイルの全国カバー率は90%だという
基地局はビルの屋上に設置できるコンパクトな大きさ
基地の数を充実させ一部の地下鉄まで使える範囲を拡大しています
これまで家の外でインターネットをするには
携帯電話のネットワークを使う事が主流でした
しかしソレでは
動画・音楽などの大容量データ通信には結構時間がかかっていました
iPadや
スマートフォンが出てきて大容量データのやり取りをする人が増えた今
注目されるのがこのWiFiです
携帯とは違う電波を使い通信速度も携帯より7倍以上速い強みがあります
しかし携帯の方が基地局が充実して広く使えるのに対し
WiFiは基地局の整備が遅れていて利便性が低かったんです
ところがいま通信各社は着実に基地局を増やしていて
WiFiが使えるエリアが増えつつあります
都内の
スターバックスコーヒーカウンターの中に案内してもらった
ソフトバンクの
WiFiスポット(Fon)
6月からスターバックスコーヒー100店舗に設置
→8月は500店舗
店内でiPhoneを快適に使いたいという顧客に応えるという
店内で通信速度を量ると携帯のおよそ3倍だ
スターバックスコーヒージャパン 情報システム本部 山田哲也チームマネージャー
「(iPadのような)先進的なデバイスに関心が高い客が多く来店する」
「iPadを持ってスターバックスに来る人は多くなると思う」
基地局の整備と共に価格競争も本格的に始まりそうだ
Wi-Fiスポットの利用料金(月額)
BBモバイルポイント(softbank)
| 4000ヵ所
| 約500円(プロバイダーがYahooBBの場合)
|
Mzone/moperaU(NTTドコモ)
| 6800ヵ所
| 840円 (FOMA利用の場合)
|
フレッツスポット(NTT東日本)
| 9100ヵ所
| 840円→来月から210円 (フレッツ光加入者のみ) |
au one net(KDDI)
| 4000ヵ所
| 1575円→来月から315円
|
一方完全無料のサービスも
代表的なのは渋谷の駅前で使えるフリースポット
フリースポット利用者
27万人(1年前は約16万人)
専門家はiPadの登場でWiFiの利用は拡大すると見るが
デメリットもあるという
野村総合研究所コンサルティング事業部 桑津浩太郎 部長
「公衆無線LAN(Wi-Fi)は電波帯が共有している」
「不法利用などセキュリティーの問題がある」
「電話(携帯電話)のような堅いセキュリティーに守られていない」
*秋葉などでは無線LANの暗号解除器が売られてたりしますよ