ワールドビジネスサテライト,5/26,円高で進む「外貨シフト」
ヨーロッパの信用不安で為替相場が大きく動く中
こうした外貨を買ったり預金したりする事への感心な高まっています
外貨預金への関心が高まる中
外貨銀行のHSBCは27日
中国人民元の醵金口座開設サービスを開始
HSBC個人金融サービス本部 ゴットフリー・スウェイン氏
「顧客の中国への関心は高まっていて中国の口座開設の希望者は多い」
コレまで外貨の両替所くらいでしか手に入らなかった人民元
人民元口座の開設
従来 ・原則中国へ赴く必要
・手続きも煩雑
今回の
HSBCの人民元口座
・日本国内の7支店で開設可能
・専門スタッフが無料でサポート
・年間 約450万円(5万ドル)まで両替・預け入れ可能
HSBC個人金融サービス本部 小林均夫 氏
「コレまでの様に小額で旅行用の人民元の両替をするのとは全く違う」
「まとまった貯金では新しいメリットを提供するサービスと考えている」
金利
普通貯金 0.36%
定期貯金 2.25(1年物)
人民元→日本円
売値と買値の差額は利用者負担 (現在 1人民元あたり約10銭)
開設には約1000万円以上の醵金が必要
人民元切り上げが見込まれる中需要は大きいと見ている
「人民元が存在感を増していって強くなっていく(とみられている)」
「アンケートでは7割くらいの客が人民元の貯金口座を持ってみたいと考えている」
人民元以外にも外貨預金は人気を集めていて
個人の外貨預金残高もココ最近伸びてきています
さらにギリシャショックを切欠にしてユーロは先月末から
円に対して10%以上下落
他の通貨も軒並み下落ている事で
個人投資家は円で外貨を手に入れやすくなっています
三井住友銀行 真鍋浩 個人商品開発室長
「個人の外貨定期貯金の預け入れは」
「先週の1日平均額が4月の10倍以上に膨らんでいる」
「5月以降の預け入れはユーロと豪ドルが全体の8割くらい」
一方外貨を両替できる窓口でもある変化が
両替窓口の担当者
「円高のニュースが流れると旅行が決まっていなかったり」
「行き先をまだ決まっていないお客でも両替をしていく」
「(1人あたり)一番大きかった金額は米ドルで100万円分」
「ユーロだと30万円くらい」
トラベレックス先月末以降1人あたりの外貨両替額の平均が約5倍に
円高
輸出企業 収益圧迫で打撃
個人 外貨手に入れやすく資産運用対象に
三井住友銀行 真鍋浩 個人商品開発室長
「何度か1日で相場が大きく動いた事があってから」
「(外貨貯金の)個人投資家も為替相場に敏感になっていると思う」
*元以外なら貯金とは言わずFXでサクサク儲けた方がはやくね?




