ワールドビジネスサテライト,9/3,スミスの本棚,似鳥昭雄,21世紀のチェーンストア
GUEST015
ニトリホールディングス社長 似鳥昭雄
ニトリ
国内200店以上 売上高2861億円
23期増収増益の裏にはある人との出会いがありました
ニトリ
創業1967年
似鳥は最初から企業を目指したわけではなかった
似鳥
「サラリーマンをしていた」
「(営業職で)毎月50万円契約しないとクビと言われたが」
「1件も取れなくて6ヵ月間ゼロだった」
「それで6ヵ月後クビになってね」
消去法から踏み込んだ世界だったが
日本人の暮らしを豊にしたいとの思いからのめり込み
その切欠となった考えがこの1冊に書かれている
似鳥 氏
「僕はこの先生と出会わなければ今の様になっていない」
チェーンストアの”育ての親”
著者は日本のチェーンストアの育ての親と呼ばれる
経営コンサルタント 渥美俊一 氏(ペガサスクラブ主宰)
チェーンストアの産業化をダイエーの中内さんやイオンの岡田さん
イトーヨーカ堂の伊藤さんなどと共に研究し
戦後の日本を代表する多くのチェーンストアーを育てました
「ロマン 志というのはこの先生に教えてもらった」
「売り上げ利益だけ追求して成功した企業はない」
「必ず”志がないと企業は長く続かない”と」
渥美さんはチェーンストアー産業の推進によって
日本人の生活水準の向上させる事を大きなロマンと捉えたのです
ビジョンより"ロマン”
「1.ロマン 2.ビジョン 3.意欲 4.執念 5,好奇心」
「この5原則」
「ビジョンだけではだめビジョンは売り上げ・利益など"見せ方”」
「ロマンがあると既存店の客数なんです」
「売り上げよりも利益よりも同じ既存点で客数がどれだけ増えたか」
「これが社会貢献のバロメーターなんです」
日本の国で、チェーンストア産業づくりという。この長い険しい挑戦に、
二度と繰り返せない貴重なわが人生をかけて悔いない人々、そうした真のロマンチシスト
たちの、地味で誠実な継続的努力によってのみ、日本のチェーンストア産業は築造
されていくのだ。著者の
渥美俊一氏 7月21日死去(享年83歳)
コレまで一度も渥美さんに褒められて事がないという似鳥さん
去年200店舗を達成した式典で
「200店舗はというのはまだまだ半人前だと」
「褒めちゃだめ激励 叱咤してくださいと」
「厳しい言葉でしたけどものすごく愛情あふれていた」
「”一人前はまだまだですよ”と凄く嬉しかった」
「”経営者の評価は50年100年後”」
「”生きている時は成功して当たり前”」
では”たすき”を渡す人を
「サマンサタバサ?」
「好奇心教えてくれ教えてくれって来るんですよ」
GUEST016 寺田和正(9月17日)
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