ワールドビジネスサテライト,9/17,スミスの本棚,寺田和正
スミスの本棚
GUEST016
サマンサタバサジャパンリミテッド会長兼社長
寺田和正
若者を中心に圧倒的な人気を集めるバッグブランド
サマンサタバサ
海外のセレブやハリウッドスターなど
数多くの著名人も足を運びます
寺田 氏
「日本代表として世界のブランドになりたい」
寺田のビジネスの原点はカナダ留学
カナダ製革ジャンパー
日本人のサイズに合わせ日本で販売
「自分で稼いで留学を継続させていくと」
「1社1社 工場を回って”僕と商売をやってくれ”と」
「日本人のサイズに合わせるとか色を変えるとか」
「自分でデザインをするとか色んな工夫が生まれた」
1994年(28歳の時)
サマンサタバサジャパンリミテッドを設立
2006年
ニューヨークに出店
世界ブランドの仲間入りをした
全速力で事業拡大を目指してきたかのように見える寺田だが
ある考えを持っている
「うまくいくとそのまま延長線上で行きたいと思う」
「結果が出ればいいが・・3年に1回 何かを変えないとダメになる」
そんな寺田さんは今年 新規事業に乗り出しました
「10月に羽田空港第二ターミナルにお店を出す」
「スイーツとトラベルとあとゴルフと」
空港でしか買えない新業態です
そんな寺田さんが薦める1冊は
「すごく尊敬する永守さんの本です」
著者は
永守重信 28歳で日本電産を創業
一代で精密小型モーターの世界トップシェアの会社を築いた
名物創業者の語録が1ページに1つずつまとめられています
「僕の様な飽き性の人でもすぐ読める」
寺田さんは今年の夏にこの本に出会い
何かある度に読み返しているそうです
「勇気がわいてくるこの本を読むと」
「へこんでも社長だと誰かに相談に行く事ができない」
さらに仕事への執着心について考える切欠にも
「すごい執着心をもってやっていると思っていたが」
「永守さんの執着心に比べると1/100ぐらいだと思った」
「3倍働けばいいんだと思った瞬間 次の日から能率が上がりました」
「もっとできると」
そんな寺田が選ぶ項目は
登用される社員の七条件
- 健康管理のできる社員
- 仕事に対する情熱・熱意・執着を持ち続ける社員
- いかなるときもコスト意識のもてる社員
- 仕事に対する強い責任を持てる社員
- 言われる前にできる社員
- きついツメのできる社員
- すぐに行動に移せる社員
寺田さんは
社員という文字を社長に置き換え自分にあてはめて考えるそうです
「簡単なように見えるがこの7つは忘れやすい」
では”たすき”を渡す人を−
「クリエイションという意味で最も成功している」
「秋元康さんを」
10月8日 GUEST 017
秋元康