ワールドビジネスサテライト,10/4,注目の最新技術は
アジア最大級のデジタル家電や情報技術の展示会
シーテックジャパン 10月5~9日 (幕張メッセ)
出展 616社 (去年590社)
その中でもやはり目立つのは3Dテレビの展示
大手メーカーは大型化・高画質化をアピールする
そんな中で東芝は世界初の3Dテレビを発表
12月に発売予定の3Dテレビ
専用メガネなしで3Dを裸眼で視聴できる3Dテレビ
”グラスレス3Dレグザ”
(画面の正面から見る必要がある)
このテレビは位置や角度が異なる複数の映像を同時に映し出す
インテグラルイメージング方式を採用
パネル状の特殊なシートを通して
視聴者の左右の目にアングルの違う映像を届ける事で立体に見せる
今回発表されたのは
12型 約12万円
20型 約24万円
あえて小型のテレビに最新の技術を搭載した理由は
東芝 大角正明 執行役上席常務
「小型から出発したのは技術の完成度からして」
「自分達が確実に商品化できるから」
「パーソナルな3Dを楽しむという事でゲームなどおもしろい商品になる」
東芝は今後
この技術を40型以上の大型テレビに応用していく方針だという
*今はコストや歩留まり的に無理なんだろうね
さらに3D技術はテレビ以外の身近な製品に広がっていた
パナソニック
3D用一眼レフカメラとレンズ展示
NTT docomo
携帯電話に応用できる3D新技術を発表
3D映像に触感を組み合わせた技術
3D技術の新しい使い方の提案
パイオニア
フローティングビジョンを応用
携帯電話を装置にセットすると情報が携帯に送られるというモノ
店頭の広告などに応用していくという
スマートグリットを多く展示しているエリアもあり
スマートグリッド
電力を供給・需給側 双方から自動コントロール
→最も効率的に電力を利用
出店企業には自動車メーカーも
日産自動車
電気自動車をスマートフォンで通信コントロールする技術
→日立が開発
未来の横浜をシュミレーションした展示も
車を車庫に納めると非接触充電
2030年の設定では
自動運転で道路の充電エリアを走行しながら充電
太陽の樹
太陽光パネルを設置した人工街路樹を街中に設置する構想
これらの研究は実際に進められていて
横浜では実証実験が始まろうとしていた
横浜スマートシティプロジェクト
横浜の一部地域でスマートグリッドを導入
参加するのは
東芝やパナソニックのほか
電力会社や自動車メーカーも参加
対象 17万世帯
総事業費 約740億円(5年間)
*タダで太陽光とか付けてくれるのかな?
今後見据えるのは海外への輸出です
東芝 スマートグリッド統括推進部 山田孝裕 主務
「率先してとりに行かないと他の国に負けてしまう」
「韓国や欧州の連合に対抗するにはメーカー1社ではだめ」
技術先行でビジネスには遅れをとる事が日本企業の戦略
スマートグリッドでは有利に立てることできるのでしょうか
*スマートグリッドの基本から