ワールドビジネスサテライト,10/15,スミスの本棚annex,”哲学書”のススメ,超訳 ニーチェの言葉
今年初めの販売以来異例のヒットとなった
丸善 丸の内本店 工藤吉隆さん
「いまの日本で生き方の指針になる言葉がほしい年代の人々が」
「"賢人の言葉”を求めている」
この本を編纂そして翻訳したのが
作家・白取晴彦(54)
1979年ベルリン自由大学に留学
哲学・宗教・文学などを学ぶ
数々の本を明快な解説で書き続けてきた
そして今 時の人となった
Q.子供の頃の読書は?
白取
「漫画ばかり読んでました漫画家になると思っていました」
意外な言葉が次々と飛び出します
ヒットの背景とは
65万部を突破した
超訳 ニーチェの言葉
232の言葉が短い解説と共に書かれている
・言葉を料理
「ニーチェのいい言葉を”料理”すればもっといい言葉になると・・・」
フリードリッヒ・ニーチェ(1844-1900)
ドイツの哲学者・古典文献学者
難解ニヒリズムと評される彼の言葉の中から
前向きで明るいものだけを白取さんは選び
それを自身の言葉で分かりやすく表現しました
Q.どういう基準でピックアップした?
「僕の感性です」
「さらに今の人に分かるように文章を組み立て手を加えた」
「今までの翻訳は学者の真面目さだけで書いていた」
現代風の文体は今を生きる人々の心に強く響きます
飽きるのは自分の成長が止まっているから心の生活習慣を変える
短気は人生を厄介なものにする*げ!最初の飽きるは今まさにコレに近い状態だ・・・
・”思惑”のない言葉
実は今
他にも哲学をテーマにした本が売れています
哲学
世界・人生の根本原理を追求する学問
経験に築いた人生観や"基本的な考え方”
なぜ今 人は哲学書に惹かれるのでしょうか
丸善 丸の内本店 工藤吉隆さん
「自分の生き方に自信が持てなくなった時に」
「こういう言葉で”原点に帰ろう”というような流れが1つの要因」
白取
「思惑や計算のない言葉が欲しい」
「(世の中の言葉は)成功や失敗など評価される事に絡んだモノばかり」
「その時にこういう本が出れば人生を語ってるわけですから」
「しかも背中を押してくれるような事が書いてある」
森本アナのドキッと来た一編
少しも悔いのない生き方を今のこの人生を、もう一度そっくりそのまま繰り返してもかまわない
という生き方をしてみよ。そして白鳥さんが”若いビジネスマン”に薦める一編は
夢に責任を取る勇気を過失には責任を取ろうとするのに、
どうして夢に責任を取ろうとはしないのか、「みんな過去に向けての責任ばかり話しているけど」
「それを未来に向ける」
「(ニーチェの)見方は全く逆なので面白い」