ワールドビジネスサテライト,10/22,G20が韓国で開幕
通貨安競争の構図(対ドル上昇率 6/1〜10/22)
| | タイ
| (バーツ↑8.8%)
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| | 韓国
| (ウォン↑7.9%)
|
アメリカ
| 対立
| ブラジル
| (レアル↑7.1%)
|
| | インド
| (ルピー↑5.4%)
|
| | 中国
| (人民元↑2.6%)
|
アメリカの金融緩和を背景に投資マネーがアメリカから新興国へ向かい
新興国の通貨が対ドルで上昇が目立っています
通貨高は自国の輸出産業の足かせになるため為替介入を行っていますが
ココにきて新たな対抗措置
資本流入規制という動きもで始めました
この規制強化の動きは既に日本にも影響が出始めていました
高い利回りへの期待を背景に投資家の間で人気が高い
新興国債権の投資信託
その中の1つ
ブラデスコ ブラジル債権ファンド(三菱FUJ投信)
購入時に手数料の1つ
現在2%→来月9日購入分から4%に
その背景が
通貨高の抑制を狙ったブラジルの資本流入規制です
我々は世界通貨戦争の真只中にある
ブラジル政府 5日
海外から債券投信にかかる”金融取引税”2%から4%に引き上げ
三菱UFJ投信
国債買い付け時のコスト増加
→手数料に転嫁
さらに
ブラジル政府
18日 金融取引税の再引き上げ発表(4%→6%)
三菱UFJ投信は対応を検討中です
他のブラジル関連投信
現時点での手数料は引き上げず
複数の投信が運用の中で吸収
結局
個人投資家にしわ寄せがかかる構図は変わらないようです
資本流入規制の動き
タイ 外国人の債権売却益に課税
多くの投資家が影響を受けかねないこの流れ
エコノミストは更なる悪影響を懸念します
BNPパリバ証券 河野龍太郎チーフエコノミスト
「新興国が資本流入規制を今後も強化すると経済のブロック化が少しずつ進む」
「そうすると世界経済の成長が鈍化する」
ブロック経済
1930年代の大恐慌を経て各国が保護主義に
→貿易量が大幅減 世界経済は悪化
「保護主義の方向に世界経済が進んでいく事だけは」
「先進国も新興国も避けるという合意に達するべき」
*ドル安が世界の通貨を溶かす・・・アメリカの規制緩和こそ規制すべきでは