ワールドビジネスサテライト,1/7,スミスの本棚,大久保秀夫
GUEST023 フォーバル会長 大久保秀夫(56)
フォーバル
情報通信コンサルタント業などを展開
大久保秀夫
25歳で電話機販売などの会社設立
1988年
店頭登録銘柄(現JASDAQ)として
当時 最短・最年少で株式公開
ソフトバンク 孫正義 社長と共同で事業を起こすなど
知る人ぞ知るベンチャー界のカリスマだ
そんな大久保さんが薦める一冊は
大きく飛躍した企業を分析し成長の秘訣をまとめた一冊
ビジョナリーとは将来を見通す先見の目などの意味
著者は経営学者
ジェームズCコリンズ
あのピータードラッガーを師と仰ぎ
直接アドバイスを受けたドラッガーの教え子です
ビジョナリーカンパニーシリーズ
世界で600万部以上販売
日本でも
サイバーエージェントの藤田社長
や
星野リゾートの星野社長
など
愛読している経営者は多くいます
・誰をバスに乗せるか
コリンズは本の中で企業経営をバスに例えています
偉大な企業への飛躍をもたらした経営者、まずはじめにバスの目的地を決め、
つぎに目的までの旅をともにする人びとをバスに乗せる方法をとったわけではない。
まず、はじめに、適切な人をバスに乗せ不適切な人をバスから降ろし、その後にどこに向かうか決めている。大久保氏
「このくだりはほんとにすごいと思う」
「普通は経営は事業計画を作ってそれに相応しい人を採用する」
「この本は先に人ありきだと」
・人を管理しない
飛躍する企業は
まず人を選びその後に目標を定めると説くコリンズ
偉大な実績に飛躍した企業は、システムの枠組みの中で、従業員に自由と責任を与えている。
みずから規律を守るので管理の必要のない人たちを雇い、人間はなく、システムを管理している。適切な人を選べば管理するコストがいらなくなり
その分事業に集中できるとの事
「コレは僕痛かったです」
「僕は全く人を管理していましたから」
「あー!!っと思いましたよ」
「この人の選び方という所にねマーキングしてページが真っ黄色に」
大久保秀夫
企業トップを対象にした講演会で全国を飛びまわる
公演にも本の内容を生かしています
「人を調整弁にしていませんか?」
「ダメだと僕は言っている」
そして重要なのは人材を見極める目
「この本を読んでから人に対する見方」
「採用に対する厳しさができてきた」
Q.どういった人にすすめたい?
「企業だけでなく個人にも当てはまる」
「政治家 社会企業家 個人 いろんな人に読んでよしい」
では”たすき”を渡す人を
「時代小説化の火坂雅志さん」
「天地人をという大河がありましたねアレを書いた原作者」
大久保秀夫→火坂雅志