ワールドビジネスサテライト,1/20,マーケット,中国GDPで日本抜く
中国2010年実質GDP成長率
↑10.3%(前年比) 公共事業投資 輸出の回復がけん引
また名向くベースのGDPでは日本が42年間2位でしたが
中国が初めて抜く見通しです
一方で
インフレや不動産バブルへの懸念も強まっていて
中国2010年 消費者物価指数
↑3.3%(前年比) 政府目標の3.0%を上回る
高い水準のインフレ率が続いている事で
政府が金融引き締め継続かとの見方が強まっている
みずほ総研アジア調査部中国室 鈴木貴元 上席主任研究員
「足元の銀行の貸出し状況と農産物マーケットの野菜の値上がり」
「これらを見ると春節(2月の旧正月)前後に一度利上げをする可能性が高い」
「今年は12次5ヵ年計画の初年度で投資が非常に盛り上がりやすい」
「中国国内の景気がさらに伸びると今年後半も引き締めが続く」
GDPの発表に先立ち
胡主席
オバマ大統領と首脳会談
会談後の会見で
オバマ大統領
「人民元は依然過小評価されている」
と指摘しましたが
胡主席は言及を避けました
その人民元相場は
胡主席の訪米で対ドル最高値を更新していましたが会談終了で
3日ぶりに下落し元高は一服
金融引き締めから警戒感が高まり
中国
| ↓2.9%
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インド
| ↑0.3%
|
香港
| ↓1.7%
|
シンガポール
| ↓1.1%
|
日経平均株価 1万0437円31銭 ↓119円79銭
1ドル=82.69円