ワールドビジネスサテライト,1/26,新車登録で初の抽選会
北京で開かれた自動車の新規登録抽選会
1月分として申請があったのは
ナンバープレート登録
申請数 21万5000件 → 発行数 2万台
市民は当選しなければ車を買う事ができない
これは渋滞対策のため
北京市が今月から新たに始めた政策
北京市
新規登録台数を年間24万台に制限
(去年は約80万台)
中国の去年の新車販売台数は
前の年より3割以上伸びて1806万台
5年前のおよそ3倍に増えた
特に都市部では渋滞が深刻化
一方で
規制は自動車の販売に打撃を与え始めている
北京の自動車販売店の中には
春節前の稼ぎ時にもかかわらず閉店に追い込まれる店が出てきた
規制の影響
自動車販売額 年間↓8000億円の予想も
車の購入が制限される中
なるべくいい車を手に入れたいという消費者の心理からか
ブランド力の弱い中国車は苦戦
では日本メーカーへの影響は
マツダ中国 山田憲昭CEO
「北京での全体シェアは乗用車に限ると7%弱」
「北京だけの制限であればインパクトはない」
こうした中
人気を呼んでいるのがレンタカーだ
中国では高保証金が必要なレンタカーは
普及していなかった
だが北京では
ナンバー登録規制で長期利用者が増えたという
世界最大の自動車市場で始まった
新たな規制は北京から他の地域に広がれば影響は様々な分野に及びそうだ
*一部のトップの極端な政策に振り回される