ワールドビジネスサテライト,2/23,「社会貢献」の先に見えるのは
午後2時半ごろ
ユニクロのファーストリテイリングが
日本の企業としては初めてという提携を発表しました
ファーストリテイリング
国連難民高等弁務官事務所と提携
(難民の保護・支援を行う機関)
ユニクロ
06年〜中古のフリースなど回収→難民に寄付
その数は
17ヵ国 312万点に
その貢献が評価され
グローバルパートナーに選ばれる
(アジア企業では初 他にマイクロソフトやナイキなど)
ファーストリテイリング 大苫直樹 上席執行役員
「世界で5社しかないのに6番目に選ばれて誇りに思う」
国連難民高等弁務官事務所 ヨハン・セルス駐日代表
「ユニクロの衣料の寄付は日本の消費者が難民の生活に」
「何かしらの貢献に繋がっている」
今回の提携により寄付する国々の拡大
今後ユニクロの店舗を出すすべての国々で回収できる様にする
さらに
ファーストリテイリング 大苫直樹 上席執行役員
「インターシップ制度や働く場の提供で難民の自立サポートをしていく」
日本が受け入れた難民を対象に6月から
店舗などで就業の機会を与え社員への登用もするという
ユニクロは去年
バングラディッシュで1ドル以下の衣料を販売
→多くの雇用を創出
社会貢献事業は
将来の成長市場の開拓に繋がるのか
Q.ビジネスと社会貢献を両立するには?
「社会貢献をするユニクロだから応援しようというのが」
「日本だけではなく世界に広がる事が私たちを存在させてくれる」
「コレがないと企業として認められなくなっていくのでは」
企業の社会貢献をどう消費者に訴えるか
無印良品を運営する良品計画は
あすからHPで”募金券”サービス開始
良品計画WEB事業部 奥谷孝司 部長
「今まで”募金付き商品”はいっぱい作ったが」
「自ら募金ができる”仕組み”を作りたいと思った」
消費者はNPOなど6つの団体を選び
商品を買うような感覚で10円~寄付ができる
また
無印良品のクーポンを寄付する事も
「募金の事を考えない人が無印良品の買い物でHPを見たら募金をしていると」
「募金・寄付のハードルを下げる」
良品計画には一切利益は入らない
ところがシステム開発などで1000万円以上の投資が掛かったという
それでも社会貢献をする理由とは
「客が共感してくれる”いいね”と言ってくれる」
*ユニクロは先行投資なんですかね