ワールドビジネスサテライト,2/25,スミスの本棚annex,古書のススメ
森本アナ
「前回鏡リュウジさんに案内してもらった」
「この街を巡ってみたいと思います」
神田神保町
は実は世界一の規模を誇る古書店街
160店以上が軒を連ね古書が集まる
その神保町が
最近変わりつつある
かげろう文庫 店主 佐藤龍(40)
大学卒業後古書店に勤務
見て楽しめる古書を売りたいと8年前に独立した
古書店街の広報担当も勤める
去年秋 神保町初の
を出版
古書店の特徴や店主の紹介などが書かれた一冊
既に8000部を販売した
かげろう文庫には
1930年頃 フランス”生きものの暮らし”9450円
江戸時代 ”北斎漫画二編” 3万6750円
1952年 イギリス “美容読本” 3150円
など2000点が並んでいます
Q.どんなお客さんが多いですか
かげろう文庫 店主 佐藤龍(40)
「女性が多いです半分くらいは女性です」
実はいま神保町を舞台にした映画
森崎書店の日々
恋に破れた女性が古書に魅せられ癒されていくストーリー
とはいえやっぱりチョッと入りにくいと感じる古書店
この後はそんな方必見 古書店巡りの”ツボ”
神田神保町の古書店街
まずは初心者が押さえておきたいポイントは
@ 店の外の本で”店の性格”がわかる
ボヘミアンズ・ギルド
アート作品 画集が多い
A 気に入った本があったらその周りもチェック
店主こだわりの本の並べ方も魅力の一つだ
B 店主と話して情報を入手
実は話が好きな古書店の店主は情報の宝庫だ
この店には
森鴎外の草稿 147万円
竹久夢二が表紙を描いた楽譜も
通常古書店では大切な作品は店の奥にしまってありますが
ココでは展示してあるモノを直接見る事ができます
例えば
”オートトワレ”が21本入った本 米国”ヴィジョネア42Scent” 2万6800円
エルメスの仮面付き 米国”ヴィジョネア26Fantasy” 1万5750円
今でいう付録付き本の先駆けでしょうか
次に訪ねたのは
小宮山書店
1~4F 写真集から文庫など多ジャンル
初心者にオススメです
ココには
1971年
荒木経惟 ”センチメンタルな旅” 45万円
は
荒木経惟氏が電通勤務時代に自費出版したモノ
最後に古書の魅力について訊ねました
かげろう文庫 店主 佐藤龍(40)
「100年前200年前の人はこういう事を考えていたんだと」
「(時間を)簡単に乗り越えられる」
「古書はタイムマシンみたいなモノですかね」
森本アナ
「今回取材中に以前から探していたこの本を見つけて購入しました」
「こうした偶然の出会いも古書店巡りならではだと」
*普通にamazonと楽天で見つかりましたw