ワールドビジネスサテライト,3/14,”電力不足”日本経済を直撃
「計画停電」影響は
午前6時すぎ
東京・吉祥寺
コンビニでは停電を予告する貼り紙が
東京電力は昨夜
東日本大震災の影響で電力の供給能力が需要を大きく下回るとして
計画停電
1都8県を5グループに分け
1グループ3時間程度の停電を実施を発表した
しかし
6時20分を過ぎても電気はついたままだ
東京電力は電力需要の見込みが想定を下回ったとして急きょ計画停電を取りやめた
計画停電は通勤や通学の足も直撃した
計画停電に備えて電車が運休
首都圏では電車に乗れない人であふれていた
さらに大手百貨店では
電車の運休で従業員の通勤が難しいとして営業を取りやめるところも
営業を取りやめる百貨店やスーパーがある中で消費者は
空いている店に殺到した
消費者や企業は2転3転する東京電力の説明に振り回された
午後1時ごろ
東京電力の会見
「誤った情報で混乱を招くのは我々の目的ではない」
結局停電が行われたのは
茨城県と静岡県の一部だった
*しかし一部被災地でも停電が行われてしまっていた
東京電力はこの計画停電を4月末まで続けるという
一方
物流も地震の影響を大きく受けている
午前10時半すぎ
東京・港区の
ガソリンスタンドでは
給油を待つ渋滞ができていた
コスモ石油の千葉製油所などが被災した事で
首都圏でも供給不足が発生
物流センターが集まる地区を訪ねると
給油を求めるトラックの列ができていた
トラック運転手
「スタンドは20ヵ所くらい回った全部だめ」
中には宮城県名取市からのトラックも
地震が発生たい直後に現地を出発したのだという
→会社と連絡が取れず2日間待機
拡大する日常生活の影響