音楽もクラウド時代
アップルは間もなくサンフランシスコで開かれる
世界開発者会議で新たなサービス”iCloud(アイクラウド)”を発表する
病気療養中の
スティーブジョブズCEOが基準講演を行う見通し
アスキーメディアワークス マックピープル編集部 吉田博英 編集長
「音楽を重視した音楽系を主眼に置いたサービスになるのではないか」
今までアップルは音楽配信サービスiTunesを展開していて
ユーザーが購入した曲をダウンロードして個別の端末で保存
今回発表される”iCloud”は
クラウドコンピューティングを活用する新サービス
ユーザーは購入した音楽や映像をクラウド上に保存する事ができ
ネット環境が整えばどんな端末からでも音楽を聞く事ができます
「ネットワークにさえ繋がればパソコンやスマートフォンでも」
「すべてアクセスできるので利便性が増す」
すでにグーグルやアマゾン
クラウドを使いネット上に音楽を保存できる”音楽サーバー”のサービスを展開
「アンドロイドのサービスを見てそろそろやらないと市場での優位性が保てない」
KDDIでも間もなくクラウドを使ったサービス
LISMO unlimited
KDDI メディアビジネス部 谷和博 課長補佐
「クラウド音楽配信プラットフォームに100万曲準備をしてある形で」
「客がアプリを立ち上げて曲を選べばクラウドから音楽がすぐに再生できる」
使い方
LISMO unlimitedのアプリを起動
ライブラリー画面から曲を選ぶだけ
コレまでの様にダウンロードする時間が無くなり
すぐに音楽を楽しむ事ができます
さらに一度聴いた音楽は端末に残り
電波の届かない場所でも再生する事ができます
間もなく始まるKDDIによるクラウドを使ったサービス
これまでのグーグルやアマゾンとはどう違うのでしょうか
「100万曲をクラウド上に用意してあるので端末とアプリさえあれば」
「すぐに聞く事ができるので少しサービスの質が異なると思う」
ネット配信派が増えるなかレコード会社
ワーナーミュージックジャパンは
フォーエバーヤングシリーズ
70~80年代を中心に洋楽の名作をワーナーミュージックが選び低価格で販売
計555タイトル(2005年〜順次追加)
180万枚 30億円売り上げ
さらにCDを買ってもらうため新たな取り組みも
ワーナーミュージックジャパン インターナショナル本部 小澤直人マネージャー
「こちらは大人のロック別冊の名盤ガイドです」
5月末に出版社と共に”大人のロック!名盤ガイド” 発売作品紹介と曲目など掲載
また電子書籍としても販売を始めした
タッチすると購入サイトに繋がりますがCDそのものの購入です
「CDの生産枚数自体は年々少しずつ落ちているが」
「まだまだCDを聞いていただける客もいると思う」
ワーナーミュージックジャパン
CD7割 ネット配信3割
ネット配信も徐々に増えつつありますが
CDの可能性はまだまだあるそうです
「音楽配信は手軽な反面ジャケットがないとか」
「CDと比べるとモノとしての存在感は薄いのかなと」
*LISMO unlimitedは課金中しか聴けないのかね?