ワールドビジネスサテライト,7/22,食卓で存在感「コメ」の新たな可能性
午前10時
東京・渋谷区
日本製粉 新商品発表会
今秋発売の30以上の商品が発表されました
中でも注目は"米粉”
これまで米粉は業務用が中心
家庭用の米粉は大手で初
新商品の米粉
米粉 7割 グルテンや塩など 3割
日本製粉 岡田素治 執行役員
「業務用で培ってきた配合のノウハウを結集」
3年前政府主導で始まった
フードアクションニッポン
食料自給率向上を目指す
→国産の米製品を推奨
そのため米粉の消費が拡大
米粉用米の生産量も急増しています
技術の向上で美味しい米粉製品が増えた事も要因の1つです
販売目標 1億円(初年度)
一方
群馬・渋川市
群馬製粉
昔ながらの製法で和菓子用の米粉を生産しています
さらに6月から新しい工場を稼働させていました
洋菓子や麺に使う米粉を増産する工場
洋菓子や麺に使う米粉は粒子が細かいのが特徴
品質を劣化させずに細かく粉砕する独自の技術が
米粉の用途を広げました
和菓子以外の売り上げは2桁で伸びているといいます
その1つがそば店で人気を集めていました
群馬・高崎市
そばいち高崎総本店
J麺
国産米粉100%の麺
コチラの店で人気なのは
梅おろし米粉麺(冷麺) 780円
客の2割が注文するといいます
そばいち 立石真一 社長
「そばやうどんより遥かに使いやすい」
「一般家庭でも普及できると思う」
群馬製粉ではこのJ麺というブランドで米粉を販売
J麺
50軒以上の店が採用
食の安全への関心が高まる中
今後は家庭へも広げていきたいといいます
群馬製粉 山口慶一 社長
「どこの産地のものを食べているか皆さん気にかけている」
「自然な形で需要が増えていくと思う」
活躍の場を広げる米粉
ニッポンの食をどう味付けするのでしょうか
*米粉でどんなモノができるでしょう?