ワールドビジネスサテライト,8/31,スミスの本棚,みうらじゅん
GUEST040 イラストレーター みうらじゅん(53)
大宗寺で行われたインタビュー
実はみうらは仏教に詳しく
を5月に出版
そこでみうらがよく通った大宗寺がインタビューの場所に
イラスト・音楽・サブカルチャー分野などで活躍し
97年にマイブームで流行語大賞を受賞しました
みうら
「自分のマイブームの第一弾は」
「仏像だった」
みうらさんは小学生ころ仏像スクラップをつくっていました
寺の入場券や仏像の写真を張り付け
熱い思いを綴っています
怪獣好きの少年が仏像を好きになったわけは
「自分の好きな怪獣と共通点がある事に気付いてグッときた」
怪獣から仏像
そして仏教に興味を持ったみうらさん
大宗寺の閻魔大王の前でみうらさんがお薦めする一冊とは
5世紀ごろにまとめたといわれる
正法念処経を現代語に直した一冊です
飲酒・ウソから犯罪まで
さまざまなケースに応じて墜ちる128もの地獄が生々しく描かれています
「どれくらい罪を犯したら地獄に堕ちるのか」
「極楽はどうしたら行けるのかを調べてみたかった」
「(地獄には)南億年もいるらしい」
「対処の仕方もあると思う」
Q.地獄は怖くこんなにも多く細分化されているのか
「最後の方はこれネタ切れみたいになってますよねコレねぇw」
128の地獄の中には無責任が堕ちるという地獄も
大叫喚第三小地獄
ここでは、亡者の身体の中に
数え切れない数の、
火を吹き猛毒を吐き出す蛇が生じる。
とても耐えることができない激烈な
苦悩を余儀なくされる。
いまのように売名だけは抜け目がないが、
いざとなると先送りにしたり、
丸投げしたりする
無責任な政治家が堕ちる地獄である。善悪の物差しが無くなったといわれる現在の日本
著者の山本健治さんは
地獄を恐れ地獄に堕ちるような事はしないと思う事で
倫理を取り戻してほしいと書いています
「小さいころに祖母なり両親なりが」
「僕らの世代までは刷り込んでいた」
「”地獄に堕ちる”とか"針千本飲まされる”とか」
「平成からないんですよねその教育が」
「義務教育の中にやっぱり入れた方がいいんじゃない」
では”たすき”を渡す人を
「サンボマスターっていうバンドの山口くん」
「今時珍しい奴だと思うし」
「ファッションじゃないロックをやっていると思うんで」
みうらじゅん→山口隆 (ミュージシャン)
9月14日
GUEST041 山口隆