ワールドビジネスサテライト,9/14,スミスの本棚,山口隆

GUEST041　ミュージシャン　山口隆（35）


山口はロックバンドサンボマスターのボーカル
10年前から使っているスタジオがインタビューの場所となった

Q.歌詞がストレートで心に伝わる

山口
「伝えたいっていうよりは」
「うそくさくなく書きたい」

「日本が今こういう時期にありますから」
「日本中の闇を食い尽してやりたい」
「ライブに来た人の闇を食う事ができると思うんですよね」


震災直後に配信されたこの福島の応援歌は
会津若松市出身の山口さんが福島出身の仲間と作ったバンド

猪苗代湖ズで歌ったものです
収益は全て福島に寄付しています

「”福島が好き”と言いたかった」
「あの時ほど言いたかった事はない」

そんな山口さんが薦める一冊は

ラジカセのデザイン! JAPANESE OLD BOOMBOX DESIGN CATALOG

アマゾンで見る

楽天で検索

主に1970年代から80年代に発売されたラジカセの中から
選りすぐりの128台を紹介した写真集です

高度成長期の真っただ中に登場し
デザインや機能も様々な変化を遂げてきたラジカセ

しかしデジタル化の波に押され
現在ではほとんど姿を消してしましました

「ラジカセが呼んでいるというかね僕を」
「ご主人！お兄さん！みたいな」

山口さん流のこの本の楽しみ方とは

「一番いいのをいっせーのっせ！で指さして」
「これでまた話が広がるじゃないですか」
「これかみたいな」

アナログなラジカセが好きという山口さん
バンドのレコーディングも収録して調整するデジタル的な手法ではなく

あえてアナログ的な一発録りにこだわっています

「ロックンロールの神様は」
「勢いがいい方が好きですよね」
「ロックの神様は考え直したり人の価値に合わせるのは好きじゃない」

”たすき”を渡す人を

「作家の角田光代さん」
「ご紹介させていただきたいと思います」
「変換する能力がスゴイ」
「表現を変換するというのが」
「僕らは感じたまま”ワー”と出すけど」
「何か一つ変換してそれは誠実じゃないとできない」

9月28日　GUEST042
角田光代