ワールドビジネスサテライト,9/29,民間のアイデアで団地再生
東京都・日野市
1960年代に建てられたURの多摩平団地
今回 高齢者専用の住宅として生まれ変わり公開されました
ゆいまーる多摩平の森全63戸のうち8割が予約済み
3部屋→1部屋にして広く使用
また床の段差をなくしたり
緊急時通報機を設置
敷地内には
建設コストは新築の7割
家賃:一括払い970万円~2280万円/60~74歳
さらに
まいゆーる食堂があり
一般にも開放されています
地域とのコミュニケーションの場になると言います
実はこの物件
URが民間企業にアイデアを募った初めてのケース
地域と交流する食堂などのアイデアも民間ならではと言います
UR都市機構 石倉健彦 部長
「私どもが考えられない提案が出てきた」
「人は1人では生きていけない」
「再生された建物でも他の方々と楽しく住んでもらう事が重要」
近くには若いカップルをターゲットにした
菜園付きの部屋
ヤードハウス
1LDK+専用庭付き(42.3u+52u)
家賃 11万2500円~11万3500円
中は解放感にあふれおしゃれさをアピール
昔と比べトイレ周りも綺麗に
隣には地域との交流を促すため
貸し菜園
専用面積8u 月額7500円
そしてさらにそれらの隣には

リエント多摩平
ココは1人暮らし向けの棟
実はココ団地型のシェアハウス
2部屋分を使って

レトロモダンのオシャレな共用スペースを作りました
居住スペースは例えば
昔3Kだった43uの部屋を洋室3つに改修
家賃 4万5000円(5.8畳 家具・家電付き)
シェアハウスで知り合った仲間と地域の交流会に
参加するなど楽しみもあります
今後
高齢者専用の住宅ができる事をどう感じるか
住民
「シェアハウスに求めていたのは人との交流」
「これからの世代間交流はすごく楽しみ」
高度成長期に都市の郊外に大量に作られた団地
URは今でも全国に76万戸の賃貸住宅を抱え
築40年以上も少なくない
建て替えても採算が合わない物件も多く
団地の再生は待ったなし
URは今後
この多摩平の手法を全国に広げる考えです
UR都市機構 石倉健彦 部長
「(団地は)負の遺産だという声もあるがそうではない」
「宝として入居者に喜んでもらえるような街づくりをしたい」
*団地関連の書籍っていっぱいあって驚いたw