ワールドビジネスサテライト,10/19,百貨店の異色コラボ活発
きのう
閉店後の松屋銀座を訪ねると
何やら作業をする人たち
そこには何故か三越のロゴ
さらにカウンターでは
いつもの松屋の紙袋を
2社のロゴが入った紙袋に変えていました
ギンザファッションウィーク
松屋銀座と銀座三越が共同開催したイベント
実際ココ20年の売上を見てみても
両社の銀座1位座をめぐって激しく争ってきました
松屋銀座 上野一郎 店長
「一番の競合店でもあるしライバル」
銀座三越 安達辰彦 店長
「今まで競合していて次の日から一緒にというのは難しい」
「何かテーマが無いと」
2社が考えたのは
百貨店の主力ファッションでした
それぞれのブランドや
一部共同開発した服も展示
またデパ地下では
スイーツ シュークリーム プリン対決が
今月末には有楽町に
ルミネがオープン予定
すでに阪急がメンズ館としてリニューアル
銀座に客が流れるためには単独ではなく
エリアで集客する事が重要になっているのだといいます
この企画の仕掛け人は
今後も年2回のペースで続けたいと言います
松屋 太田伸之 常務執行役員
「(次回の)テーマは決めていてジャパンデニム」
「できればこの2ブロックを大ファッションショーのステージにしたい」
「近いので両者が手を合わせれば実現できる事もある是非やっていきたい」
一方
伊勢丹新宿店では
宝島社とオリジナルショップを展開(25日まで)
雑誌に掲載した洋服や雑貨などを集めたほか
共同制作したアイテムも販売
計3誌と各フロアで売り場を展開
読者層が異なる雑誌と組む事で
新規顧客を獲得する狙いです
伊勢丹新宿店 プライムガーデンバイヤー 森田哲郎 氏
「雑誌を購読するくらい関心のある客に」
「ピンポイントで広告が出せるのが大きなメリット」
厳しい環境が続く百貨店
異色のコラボレーションは活路を見出す手掛かりとなるのでしょうか
*キティとモデルのコラボファッションムック