ワールドビジネスサテライト,4/4,スミスの本棚annex,小林武史
GUEST 音楽プロデューサー 小林武史(52)
小林は人気ロックバンド”ミスターチルドレン”をプロデュース
しかし今年デビュー20周年を迎える
道のりは決して平たんではなかったと言う
小林
「僕とぶつかる事もイロイロな段階でありました」
「今はぶれることなく楽しいだけでやれている」
さらに小林は
小泉今日子やサザンオールスターズを手掛けた
売れっ子プロデューサーだ
Q.リーダーの心構えとは
「本当に何をするのかみんなで考えるチームが面白い」
「社会が閉塞感を愚痴ることでできる人間関係よりも」
「振り返ったらちゃんとやってきたと」
「共有できる人間関係をつくろう」
小林さんが薦める一冊は
大震災と原発事故の後どう生きるか
内田樹と中沢新一2人の思想家の対談を通じて考える一冊です
「この未来をどういう風に心で捉えていくのか」
「この本はそういうヒントがたくさんある気がするんですね」
おたがいのあいだに
「贈与」の原理にもとづく人間関係を
生み出したいという気持ちが、
わきあがり始めている。
危機のさなかに、
かすかな光が見え始めてもいるのだ。見返りを求めるのはではなく
何かをしてあげたい
震災の後に強まった思いが
日本を豊にすると本は示唆します
「見返りからは始まらない」
「届くかな届くといいなと思って」
「僕らも頑張る」
「3.11の後にこの国の人達の”届ける”という思いが強くなった」
小林さんは農業に強い関心を持ち
農業生産法人を立ち上げました
音楽も農業も思いは同じだと言います
「贈るという気持ちが先にある」
「僕が日ごろやっている事は全部同じ思い」
Q.この先10年20年をどう見ていますか
「未来が”やっていける”と思うことを」
「仕事に反映させる人が増える」
「持続可能な社会を作っていく事だと思う」
「場を作っていく事がプロデューサーの生業だと思う」