ワールドビジネスサテライト,5/9,スミスの本棚,高泉淳子
GUEST055 役者 高泉淳子(53)
は
僕の時間の深呼吸
遊◎機械/全自動シアター(1994年)
で子供
Over The Rainbow・・・・・・?
遊機械オフィスX青山円形劇場プロデュース(2008年)
で老人
を演じ分ける役者として知られ
劇作家・ジャズ歌手
司会としても活躍する
そんな高泉を救った
人生の指南書があった
高泉さんが薦める一冊は
著者は禅寺の僧侶で
芥川作家の玄侑宗久さんです
いまをもっと楽に生きるために
禅の言葉とその考え方を分かりやすくまとめた
人生の指南書です
高泉
「我々はその日その日を」
「しっかり生きて行かなければならないという事が」
「凄くこの中に含まれていて」
「アレってこういう事だったのかなと」
「辿って行けるようになっている」
Q.具体的にどういった事が助けられた
「まず最初のところ」
「可もなし不可もなし」
可もなし不可もなし
普段まぁまぁという意味で使う言葉も
禅の世界では自分の可能性は無限にあるのだから
決めつけてはいけないとなります
「可もなく不可もなし」
できるかできないかを、
やってみるまえに判断するのは
自分の可能性をみくびることだ。
自分はどのようになる可能性も
秘めているのだ、と。
20年間続いた舞台が予期せぬ終わりをむかえたとき
高泉さんはこの言葉で道が開けました
「始まったモノは消えておしまいで当たり前」
「また新しいモノを作ればいい」
「自分の眠っていた扉が開いて新しい発想が生まれる」
日常をどう楽に生きるか
いまを全て肯定する所から禅の考えは始まります
今の貧乏な暮らしも、
女房に先立たれて
何ヵ月か悲しんだことも、
みんな自分が望んだことだった、と。
むろん本心でそう思えと
申しあげているのではない。
方便である。どうだろう。
なにか、力が湧いてくる
気がしないだろうか。
「どんな大事故にあっても」
「震災が来ても」
「その日はよしこの日でよしと思をうって」
「これは私にとってもだれにとっても」
「とても大きなテーマじゃないかと思う」
Q.どんな方に読んでほしいですか(*噛み合ってないので書き替えた)
「昔の人が残したモノには必ず何かある」
「とても貴重なモノが身近に残っているワケだから」
「歳は関係なく」
「手にとって読んでみたらいんじゃないかと思いますね」
”たすき”を渡す人は―
「玄侑宗久さんです」
「いま福島でイロイロ頑張っていらっしゃるので」
5月23日 GUEST056
作家 玄侑宗久