ワールドビジネスサテライト,11/15,”アメ車%本に再攻勢
アメリカの自動車メーカーGMの日本法人はきょう
高級車ブランドキャデラックの新モデルを発表しました
ゼネラルモーターズジャパン 石井澄人 社長
「アメリカンラグジュアリーブランドのキャデラック」
「これをさらに日本で浸透していきたい」
2009年に経営破たんしたGM
今回アメリカでの再上場後 日本では初の新車投入です
その特長はコンパクト
今までのキャデラックといえば大きな車体に
低い燃費効率でした
しかし今回投入した
キャデラックATS
キャデラックブランドで最小
燃費 約12km/L(メーカー測定)
日本で先行するほかの外国車並に向上させました
GMジャパンコミュニケーションズ ジョージハンセン ディレクター
「昔のアメリカ車のイメージと違い」
「燃費はいいし小回りが効く」
「これで昔のアメリカ車のイメージを払拭してほしい」
価格は439万円から
今までのイメージアメ車からの大きな転換を狙った新モデルで
日本市場への切込みを狙います
「この価格設定もう1つはサイズ」
「日本にピッタリなので」
「全体のデザインテクノロジー」
「パフォーマンスを見るとこれは(日本で)売れる」
きょう午後6時
東京・渋谷区
ココでも日本に再攻勢をかけるアメ車メーカーが
クライスラー
2台の新モデルを発表
リーマンショック以降 日本事業を縮小していましたが
今回は4年半ぶりの新車投入です
1台は高級セダン
もう一台は小型自動車です
そのクライスラーの新しい小型車イプシロン
2気筒900ccエンジン搭載
燃費19.3km/L
一方で
フロント部分にはクライスラーの特長である
水平グリルを採用
高級感を協調しながら価格は
235万円〜
アメ車らしく走りにはこだわる一方で
車内の収納も少ないため
日本人が求める利便性についてはチョッと物足りないようです
小型車の分野は
特に日本メーカーが得意とするカテゴリー
そのクライスラーが日本に小型車を投入したわけには
ある決意がありました
フィアットクリスラージャパン ポンタスヘグストロムCEO
「47%これが君たち(来年)成長すべき数字だ」
「そのためにさらに組織力を強化してほしい」
社長が激を飛ばすのは
クライスラーの販売を担当する全国から集められた
ディーラーです
「(来年)日本の輸入車市場は10%の成長を遂げると思う」
クライスラージャパン”ジープ”
国内の売り上げ6割増(前年比)
販売店の数もこの2年で回復しています
ドイツメーカーなどの輸入車が好調の中
アメ車もその波に乗りつつあるといいます
ディーラー 中京クライスラー 奥村幸夫 社長
「(米国車は)インパクトがあり魅力がある」
「燃費だけでいい車と思われては困る」
ディーラー ファイブスター東都 湯本拓治 社長
「日本のメーカーとアメリカの車が目指す価値は違う」
「差別化が良い方向に進んでいるのではないかと思う」
4年半ぶりの新車種投入で
日本市場に食い込む事はできるのでしょうか
フィアットクリスラージャパン ポンタスヘグストロムCEO
「イプシロンはクライスラーのイメージに」
「新たなポテンシャルの市場を投入するつもりで出した」
「日本で成功することで世界の成功が担保できる」
*アメ車復活なるか?