ワールドビジネスサテライト,2/6,スミスの本棚,片山正通
GUEST 071 インテリアデザイナー・大学教授 片山正通
ユニクロソーホーNY店2006年開店
大型店など斬新な設計で注目を浴びた
今では海外の設計のほうが多いという
店舗設計の第一人者だ
そんな
片山さん薦めの一冊は
片山
「何度でも読み返したい本」
人気アートディレクターの佐藤可士和さんが
学生に仕事との付き合い方を教える本
一問一答形式で
ズバズバ答えていきます
Q.働く中で不満があった場合、
それをどうやって解消していますか
意思表示することが第一歩(中略)
「不満」のままぶつけるのではなく、(中略)
「疑問」の形で表現する(中略)コミュニケーションを取ることで、
不満は納得と、前向きなエネルギーへと
転換できるのです。「”完全に不満がなくなることはない不満は次につながる課題になる”と」
「そういう風に思うと何でも楽しく思える」
クリエイティブな仕事を楽しむための方法論
一般のビジネスにも通じます
Q.クリエイションする上で独自のルールはありますか?
徹底してそぎ落としていく(中略)
そうすると最後に
シンプルな本質だけが残る。
その本質こそが、
問題への答えとなります。
佐藤さんの転機となった仕事
自動車メーカーの大規模プロジェクトで
自分の我を通すことは不可能でした
しかし
その仕事が高く評価されたのです
それ以来
自分のこだわりをそぎ落とし
商品を売ることだけを考えるようになりました
「”自分のやりたいことを全部やめた”と」
「本質を見極める=思い込みを全部捨てる」
「全部捨てたときに初めて見えてくるモノがある」
自分らしいクリエイティブな仕事は
全て捨てたときに初めて見えてくる
片山さん自身ユニクロのNY店をデザインした時に
実感したと言います
「僕のエゴを捨てて服だけで店をつくる」
「圧倒的なプレゼンテーション」
「こんなに商品は力を持っているのかと」
この本の仕事論は
人の生き方にも通ずると片山さんは語ります
「生き方の参考書」
たすきを渡す人を
「石川康晴さんといって」
「クロスカンパニーというアパレルブランドをお持ちの方です」
「ドンドン自分の可能性を広げている方で」
GUEST072 クロスカンパニー社長 石川康晴