ワールドビジネスサテライト,5/15,スミスの本棚,川畠成道
GUEST 100 バイオリニスト 川畠成道
川畠さんお薦めの本は
1887年の発表以来
60の作品が生まれ世界中で愛されています
主人公のホームズは鋭い観察眼と
冷静沈着なワトソン共に難問を次々と解決します
川畠さんがこの本に出会ったのが8歳の時
目が悪くなった時に母親が読んでくれた本です
川畠
「夢中になって聞いていた」
「たくさん読んでもらいさらに好きになった」
その後プロを目指してイギリス留学した川畠さん
慣れない土地での不安を支えたのもこの本でした
「それまでこのホームシリーズを読んでいたいという事で」
「ロンドンの街に対する親しみが持てた」
「留学生活を支えてくれた一冊」
川畠さんが好きなエピソードが
第二の汚点(*右上の赤いタイトルの本)
重要な手紙を盗まれた外交官
犯人は手紙を盗まれた外交官の妻だと
ホームズは突き止めましたが
手紙をこっそり元の位置に戻し
彼女の名誉を守ります
首相は眼をぱちぱちやりながらホームズを見て、
「どうしてあの書簡は状箱へもどってきたのです?」
ホームズはにっこりして、
「私たちにも外交上の秘密がありましてね」「とてもこの一言が」
「粋というかオシャレ」
森本アナ
「ピリッとした感じは大人でこそ楽しめる世界観」
川畠
「事件を解決して犯人を見つけるだけでなく」
「人間的な気遣いをホームズが見せるのが素敵」
”たすき”を渡す人は―
「棋士の佐藤康光さんです」
「ドコかシャーロックホームズの様な」
GUEST101 棋士 佐藤康光