ワールドビジネスサテライト,6/7,米国雇用”力強さ”示せず
5月の米国雇用統計によりますと
予想をわずかに上回る一方で失業率はわずかに悪化し
力強い回復ではありませんでした
5月失業率7.6%
非農業部門雇用者数 ↑17万5000人
FRBは雇用が改善すれば
量的緩和策の規模を縮小するとしていますが
今回の雇用統計は悪くはなかったものの
縮小を決めるには物足りない内容でした
世界の投資家
米緩和縮小でドル高予想
→シナリオ変調でドル売り
により6日のNY市場では
パニックのようにドル買いの先物取引を解消する動きから
急激な円高が進みました
そこで世界の投資家は米金融政策の行方を知ろうと
雇用統計に注目
しかし
金融政策の方向性をしっかりと判断できる内容ではなかったため
投資家の不安心理は変わらず
不安定な相場は続きそうです