ワールドビジネスサテライト,8/12,予想下回るGDP増税は?
墓参りを済ませた後
支持者に語ったのは
安倍総理
「今年1-3月と同様に日本は成長を続けることができた」
「私が進めている経済政策は間違っていない」
「この道しかない」
今年4-6月期の実質GDPは+0.6%
年率換算で+2.6%となり
三四半期連続のプラスとなった
押し上げ要因はGDPの6割を占める
個人消費 ↑0.8%
特に高級時計などの高額商品や
外食などの支出が増えた
しかし
市場の反応はいまいち株は売られた
日経平均株価
終値1万3519円43銭(↓95円76銭)
そのワケは
ニッセイ基礎研究所 矢嶋康次チーフエコノミスト
「市場予想は3%半ばから4%だったが」
「今回は2.6%と予想を大幅に下回る数字」
特に市場がプラスと予想した在庫投資(↓0.3%)が
スーパーなど小売業を中心に減少した事が大きい
しかし
在庫の減少は前向きな材料とも取れるという
「消費の勢いがあるので」
「流通で持っている在庫を取り崩して販売している」
「そういう意味では消費の強さを裏付けている」
では
今後の焦点は
甘利 経済再生担当大臣
「問題は何かというと消費が予想よりけん引したが」
「投資は民間予想よりも弱含みだ」
本格的な景気回復のカギを握る設備投資
プラスになるという市場の予想に反し
設備投資 ↓0.1%
「税制・予算・金融あらゆる手段を使い」
「設備投資の拡大を期待する」
今回のGDPの結果は
消費税論議にどう影響を与えるのか
ニッセイ基礎研究所 矢嶋康次チーフエコノミスト
「増税に反対する人にとって設備投資が」
「6四半期連続のマイナス」
「(増税に)賛成の方からすると(GDP成長率が)」
「3四半期連続のプラス」
「今回は両方にとって主張できるポイントができてしまった」
増税による景気の腰折れを警戒する安倍総理
消費税増税
今月下旬の有識者会合で景気への影響検証
→秋に最終判断
*やったらこうなるんじゃないの?