ワールドビジネスサテライト,10/17,互いの"苦手"提携でカバー
両社の社長が顔を合わせて発表したのは
JALマイルの相互利用だ
日本航空 植木義晴 社長
「ファミリーマートとJALマイルを通じて」
「相互に客を呼び込む」
ファミリーマート 中山勇 社長
「マイルを2倍ためられる」
「より良い生活の提供に近づく」
来月から全国1万店のファミリーマートで
JALカードや電子マネーWAON付のマイレージカードで決済すると
JALのマイルが2倍たまる
コレまで200円で1マイルだったが2マイルになる
また
貯まったJAL10000万マイルは
ファミリーマートのプリペイドカード10500円分へと交換できる
航空会社とコンビニ
競争の激しい業界同士の異業種コラボが実現した
JAL ビジネスマン(40~50代)
ファミリーマート 若者(10~20代)
狙うのはたがいに取り込めていない客層だ
Q.若年層が取り込めていなかった
日本航空 植木義晴 社長
「競合他社に比べて若年層は手薄」
「ファミリーマートと組む意義がある」
「JALの強みとファミリーマートの強みを」
「補完しながらやっていきたい」
ファミリーマートについても
相互補完の効果は大きい
ファミリーマート
JALの空港ラウンジでプライベートブランド商品配布
知名度アップを期待する
Q.(ラウンジ利用者は)ファミリーマートを知らないか
ファミリーマート 中山勇 社長
「データでは増えつつあるが」
「もっと来てほしい」
「航空機に乗る客も陸に降りればコンビニの客」
「お互いのインフラを活用すればいい」
苦手な客層を異業種の連携で
補完する動きは広がりを見せています
千葉市美浜区
QVCジャパン
コチラはテレビスタジオの副調整室
テレビショッピングの生放送中で
商品の受注件数が刻々と増えていきます
軽快なセールストークで
衣料やジュエリーを紹介
QVCジャパン
メーンターゲット40~60代女性
→1日の売り上げ3億円 2万5000件受注
テレビ通販の大手です
QVCは今年3月から
新たな取り組みを始めました
チャプターワン
30代女性向けの新ブランド
を
ある企業と連携して立ち上げました
そのパートナーはネット通販の夢展望です
夢展望
自社で商品を企画・製造
顧客は10~20代女性
QVCジャパン シニアディレクター 伊東雄一郎さん
「顧客基盤拡大という共通の目的で」
「販売できていない年齢層を補完するコラボ」
一方
夢展望も課題を抱えていました
夢展望 岡隆宏 社長
「ギャルファッションを卒業する客もいるので」
「受け皿のブランドとして30歳前後をターゲットにした」
「ブランドを考えていた」
中高年のQVCギャルの夢展望
どちらにとっても新たな挑戦となるのが30代
両社の異なる客層の声から
新ブランドのアイデアを生み出そうというワケです
新ブランドの販路
QVCのテレビ番組+夢展望のネット通販
来年3月までにおよそ70品目の商品投入を目指します
さらに
QVC 電話注文7割
夢展望 モバイル注文9割
販売経路が違う事から
互いに新たな客層を期待しています
「ネット通販だけでhが経営基盤として弱い」
「ネット テレビ通販 二本柱として育てたい」
*とりあえずマイナスにはならなそうなコラボですね