ワールドビジネスサテライト,1/9,特集,習近平が狙うネット支配:ワールドビジネスサテライト.Log

ワールドビジネスサテライト,1/9,特集,習近平が狙うネット支配

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ワールドビジネスサテライト,1/9,特集,習近平が狙うネット支配

中国・甘粛省
張家川回族自治県

この村に住む中学生が
インターネット規制で犠牲になったという

取材に応じてくれたのは
楊生成さん

一緒に住んでいた孫の楊輝さんが
事件に巻き込まれたという

楊生成さん
「正直な子で成績も良いんだよ」
「スマホが原因で孫が警察に拘束された」
「なぜうちの孫が捕まるのか本当に分からなかった」

実は事件の直前
中国はネットでの発言規制を強化した

中国政府
ネット上に書き込んだデマが
500回以上転送されれば逮捕可能に

楊さんの孫は
ネットにデマを流したと疑われ警察に拘束されたのだ

結局

楊輝さん
正式逮捕はされず7日後に解放
→村に居られなくなり引っ越す事に

村から100kmほど離れた

中国・甘粛省
天水市

孫の楊輝さんはココの中学に転校して
1人暮らしをしていた

楊輝さん(ハンドルネーム)
「事件のことを書いているんだけど」
「僕の書き込みはすぐ消される」

楊輝さん
近所で起きた飛び降り自殺について投稿

警察が現場を撮影してる野次馬まで拘束
真実を隠しているのではと疑った

地元の警察
楊輝さんがデマを流したとして拘束

いま楊輝さんは北京に暮らす父親と一緒に
地元警察の仕打ちを世論に訴えている

「”ネットに何を書いた?全部言わないと死ぬまで殴るぞ”と」
「脅された」
「それから大勢の警官に順番に殴られた」

警察は転校先にまできて
嫌がらせを続けている

楊牛胡さん(父親)
「息子が勉強を続けられるか一番心配です」
「警察に拷問された心の傷は一生消えません」

ネットの規制が強化された背景には

13年10月
天安門前でテロが発生

など
中国で広まる社会の混乱がある

国家インターネット情報弁公室 任賢良 副主任
「ネットでの情報伝達に対して」
「何も管理しなければ大混乱になる」
「習近平総書記はネット管理の体制を強化する方針を示した」

社会の安定のために
ネットの規制強化を打ち出した中央政府 

それに地方政府が過剰反応し
今回の問題を引き起こしたのだ

習政権が掲げるネット規制の強化
その影響を受けているという有名人の元を訪ねた

中国・福建省
福州市

高級ホテルの一室で人目を避けるように暮らしてるのが
かつてカリスマブロガーとして国営テレビにも出ていた

ブロガー 呉東さん

呉さんの特技は役人が着けている
時計の鑑定

呉東さん
「この腕時計は国家行政学院の役人のモノですが」
「ピアジェエンペラドールのようですね」
「もしこれなら170万円ぐらいします」

呉東さん
ブログで役人の腕時計を鑑定
高級時計を持つ実態を暴露

「役人が公共の場では腕時計を着けなくなったよ」

しかし
去年の9月ブログ封鎖

「国務院の情報部門ですよ」
「彼らはネットで政府に悪影響を与えるモノを」
「ブロックして言論を禁止します」

去年の秋以降
政府に批判的なカリスマブロガーが次々と逮捕
呉東さんも警察に尋問される

「政府はカリスマブロガーだからではなく」
「別の容疑で逮捕する」
「それは他の人への警告にもなる」
「”言論には注意しろ”という」

中国のインターネット規制
その末端を担うのは役人だけではない

中国・広東省
茂名市

に住む大学生
アルバイトでネットにヤラセの書き込みをしている

大学生
「2~3時間あれば300ぐらい書き込む」
「最大で1日1700円ぐらいは稼ぐ」

報酬は
1回最大0.5元=5毛

わずかな金で情報操作を請け負う彼らは
五毛党と呼ばれている

中国では政府に不利な事件が起きると
大量の五毛党と見られる書き込みが政府を擁護

大学生
「この間は人民解放軍を批判するニュースに」
「反論する仕事をした」
「たくさんの書き込みをして批判を覆した」

全国に数百万人いると言われる五毛党
彼らに政府の擁護をさせているのは誰なのか

北京で
そのヒントを見つけた

ホテルで行われたセミナー
看板にはインターネット世論分析師の文字

何を教えていたのか

セミナー受講者
「陝西省からきた県の宣伝部員だよ」
「ネットが国家に被害を与える事例への対応策を習った」
「ネット上の発言を発表したり削除したり」
「ネット世論に対する実戦訓練をしました」

中国ではいま公務員などにインターネット対策の
訓練をする例が急増

コレはネットに流出した
湖北省での訓練の様子

共産党のメディア支配に詳しい歴史学者に見てもらった

歴史学者 章立凡さん
「彼らは五毛党ではなく五毛党のリーダー役です」
「ネット上で監視されている要注意人物を」
「攻撃する講座もあると聞いています」

組織的にインターネット支配に乗り出した中国政府
しかし章さんは上手く行かないと見ている

「ネットの完全なコントロールはできない」
「毛沢東時代の様に国全体を1つの意見にまとめるうのは妄想だ」

6億人を超え世界最大となった中国のネット人口
政府と市民の衝突はまだ続きそうだ

*まさにコレが起こりそうな話w
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