ワールドビジネスサテライト,10/30,アメリカ量的緩和終了で日本経済は
東京・中央区
大黒屋 東京駅前店
今日1日普段とは違うある変化があったと言います
高額のドルを日本円に両替する客が相次いだというのです
逆に日本円を両替した人は
客
「(減ってしまって)悲しい・・・」
そのワケは
円安ドル高が加速しています
為替相場ではほぼ3週間ぶりに
1ドル109円台の円安水準
実はきょう世界経済はある歴史的転換点を迎えていました
菅 官房長官
「市場 世界経済に大きな影響を与えるので」
「しっかり注視していきたい」
SBIホールディングス 北尾吉孝 社長
「株式市場にも債券市場にも大きなインパクトのあることは間違いない」
震源地はアメリカの主都ワシントン
中央銀行にあたるFRBの建物に入って行く1台の車
乗っていたのはFRBのトップイエレン議長です
FRBは日本時間のきょう未明
およそ6年にわたって続けてきた量的金融緩和を10月末で終了を宣言
量的緩和
金融機関から国債などを買い取り
→世の中に大量のお金を供給
異例の金融政策です
2008年のリーマンショック後大きく落ち込んだ
アメリカ経済
それを立て直すため
毎月およそ9兆円 述べや約400兆円を供給
その量的緩和がアメリカの景気回復を受け
ついに終わりを迎えたのです
米国市場関係者
「しばらく相場は荒れるだろう」
市場に出回るお金が今後減るとの警戒感から
NY市場では株価が下落
そのお金つまりドルが減るとの思惑は
大量のドル買い円売りを招き
量的緩和の終了が発表された直後
円安ドル高が加速しました
円安の流れを受けて
日経平均は100円を超える上昇となりました
大和証券グループ本社 小松幹太CFO
「量的緩和の終了はアメリカ経済が立ち直ってきた裏書き」
「当然ポジティブだと思っている」
ただ
世界の市場をお金であふれさせてきた量的緩和が終わったあと
いったい何が起きるのか
見通すのは難しいのが現状です
*さてどうなるでしょうか?
イエレン議長発言で加速する円安・株高を読む 2014.9.17 FOMC終了後に上昇する日本経済 |
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