ワールドビジネスサテライト,11/6,12月に意外なニーズ 消費拡大の"突破口"に
東京・大田区
美彩旬感そそ(和食店)
ココにひとりのビール会社の営業マンが訪れました
取り出したのはワイングラス
そのグラスにビールを注いでいるのですが
何と泡だけです
サントリー営業担当 上村康太さん
「細かい泡だけ注いでいただいてバッチリです」
サントリーがこの秋冬に展開を強化する
ザ・プレミアム・モルツ ファインアロマ
香を最大限楽しむためにワイングラスに泡だけを注ぎます
ビールに戻るまで2分ほど待ってから飲みます
美彩旬感そそ 相澤正明 店主
「お客に香りの差を実感してもらっている」
通常ビールは暑い夏場に売り上げが伸びますが
実は高価格なプレミアムビールは12月が最盛期
クリスマスやお正月などにいつもと違い
特別なビールが求められているのです
サントリー
飲食店で新たな楽しみ方→家庭の販売へつなげる考え
この店ではビールを飲む客に
お試しでファインアロマを提供しています
サントリーは今年から干支のデザインのプレミアム缶も限定で販売
12月の隠れたニーズを狙い年末年始のさらなる需要増加を狙います
サントリー プレミアム戦略部 馬場直也 課長
「飲食店で飲んでおいしかった経験が家庭での売り上げに繋がっている」
「(飲食店は)需要な接点と捉えている」
師走の足音が聞こえる中恒例といえば年末の忘年会
しかし忘年会の2次会は年々減少傾向にありました
ところが
ぐるなびの調べでは”忘年会の2次会に参加したい”
79.2%(2010年に相当)
回復傾向にあると予想されます
そんな2次会需要を取り込もうとする外資系ホテルが
東京・新宿区
ヒルトン東京
小川和子 副総支配人
「新しく誕生したTSUNOHAZUというレストラン」
「特徴は2階が壁がなく孤立したレストランになっていない」
「日本料理 グリル 中国料理 バーのエリアがある」
先月末ヒルトン東京2階にオープンしたばかりの
ダイニングフロアはまるで高級フードコート
こちらはグリルコーナーの
国産牛T-Boneステーキ 1万7600円(1kg)
あらたなダイニングフロアではこのようなステーキと共に
日本料理店で作られた
寿司お好み盛り合わせ 1万円〜
や
中国料理 ランチ2800円〜 ディナー1万2700円〜
も1つのテーブルで
食べられるというのが特徴です
そして
「最大の魅力となる新しいバーZATTA」
「場所を変えることなく2次会にも使ってもらえる」
コチラのバーでは2軒目でも食べられそうな
ミニバーガーが付いた サンデーBBQ 1450円や
お茶漬けマテイーニ 1650円など
飲み会の締めを意識したカクテルを揃え今年の2次会需要を狙います
「(忘年会の)始まりから終わりまで」
「1ヵ所で完結できる」
「目標は(客数)20%アップ」
年末に向け
新たなニーズを取り込む動きが拡大しています
*こういう所でセッティングしてカード支払いにしたらポイントがっぽりですねw