ワールドビジネスサテライト,1/7,原油下落でデフレ懸念
イタリア・ローマ
1月寒さの中水着一枚で川に飛び込む人々
ユーロ圏第3の経済規模をもつイタリアでは
今日発表された
失業率(去年11月)13.4%と過去最悪
景気も大きく冷え込んでいます
そんなユーロ圏に新たな不安が
大和キャピタルマーケッツ ロベルトキュルツェル氏
「原油価格の下落がユーロ圏の物価にマイナスの影響を与えている」
原油価格の下落が止まらない中
ユーロ圏
消費者物価指数(去年12月)マイナス0.2%
2009年以来のマイナス
まさに物価があがらない
デフレの脅威に直面しているのです
物価も賃金も上がらない
日本の様になってしまうのかと不安が強まる中
CIBC ジェレミーストレッチ氏
「ドラギ総裁が今月22日に何をするか」
「市場は大きな期待を寄せている」
通貨ユーロを発行する
ヨーロッパ中央銀行のドラギ総裁
早ければ今月
量的金融緩和に踏み切る可能性も
まさに
デフレ脱却を目指す日銀と
同じ手法を取り入れようというのです
ただ
量的緩和の効果には懐疑的な見方も強く
物価の上昇を目指す日本やユーロ圏の中央銀行にとっては
悩ましい事態になっています
*まさにこれか