ワールドビジネスサテライト,2/25,"ニッポン"強みに世界へ!
東京・武蔵野市
Knot
来月初めにオープンする腕時計店の内覧会が
マスコミ向けに行われました
Knot
2014年3月操業
専業の時計メーカーとしては80年ぶり
この時計の特徴は
Knot 遠藤弘満 社長
「時計本体とベルトを別々に選んでカスタムオーダーできる」
本体部分は12種類
ベルトは60種類を超えていて組み合わせは700通り以上となります
価格は
本体 1万2000円~
ベルト 2000円~
全てメイドインジャパンです
「訪日外国人にとってメードインジャパンの腕時計は土産としても人気が高い」
Knotのスタッフは社長を含めて6人
またこちらのショップを作るのに
ネットで資金を調達するクラウドファンディングを活用しました
小さなベンチャー企業ですが
すでに海外を視野に入れています
「4月をめどに台湾で27店舗」
「多くのアジアの企業から声掛けがあるので」
「生産体制をあげてアジアの需要に応えたい」
起業と共にボーングローバルを展開するknot
その狙いは
「日本で腕時計を売るということなら」
「メードインジャパンにこだわる必要はなかった」
「技術のある日本だからこそ日本のブランドとして」
「グローバルに添加していきたい」
メードインジャパンの腕時計を作るため
knotが生産拡大に選んだのは
長野県
10年前まで時計産業が盛んだった地域
時計作りのノウハウを持つこの工場に投資します
ケンテックスジャパン 橋本直樹さん
「Knotの量産ラインをつるくための部品をまず作っている」
工場では腕時計の組み立てをする予定で
そのための準備が始まっていました
日本の腕時計を海外で生産するようになったいま
こういった工場は貴重な存在だと言います
「信州のこの地域は時計の発祥の地」
「(時計を)作る土壌は残っているのでそれを活用して」
「メードインジャパンを復活させる」
「日本の時計産業を盛り上げたいKnotが1つの起爆剤になれば」
Knotの腕時計組立工場
4月から稼働予定
月に1000本の生産を目指す
日本を武器にボーングローバルを目指す若者が
ココにも
山本さん
カフェラテに絵を描くラテアートを提供しています
でも
ちょっと変わっているという事で
リシュー 山本員揮さん
「今まで平面のモノは上から見るモノだったが」
「横から見られるアートはなかった」
「一応世界初という事で」
さっそく
そのラテを作ってもらいました
わずか5分後
出来上がったのは金魚をのぞき込むネコ
2つのカップをまたいで立体的に表現した3Dのラテアートです
ラテアートを作る様子をネット動画で公開したところ
海外からも反響が
「ちょっとした遊び心って日本人にしかない」
「そういうところが面白いのかなと」
「日本人よりも特に海外の人に喜んでもらえる」
外国人客のリクエストで生まれた3Dラテアート
カフェラテ
1杯600円+リクエスト料400円
「特に海外の人をつかまえようと呼び込みなどしていく」
店舗がある原宿は外国人観光客も多くPRするのには絶好の立地です
「来年はニューヨークでの個展を目指していきたい」
メードインジャパンを武器に世界を目指すベンチャーは今後増えそうです
*書籍も出ています