ワールドビジネスサテライト,3/17,水素にかけるワケ
きょう愛知県岡崎市にエネルギー大手のJXグループがオープンした
水素ステーション Dr.Drive岡崎羽根店
JXグループにとって全国8ヵ所目の水素ステーション
JX日鉱日石エネルギー 内島一郎 副社長
「当社は今後も燃料電池車の普及に合わせ」
「水素供給インフラを整備していく」
JX日鉱日石エネルギー
トヨタのミライなど燃料電池車が約3分で満タンに
水素1kgを1000円(税別)で販売
→ミライの場合 約5000円で満タンに
2016年3月までに水素ステーションを40ヵ所まで増やす計画
しかし
燃料電池車の普及台数が年間およそ1000台にとどまる中
ビジネスとしての採算は難しいとしています
「長い目で見ればノウハウの蓄積ができるし」
「エネオスは水素だなと受け止めてもらえるそれがメリットの1つ」
JXグループと並び水素ステーションの建設に力を入れているのが
岩谷産業です
岩谷産業 上田恭久 水素ガス部長
「将来水素エネルギー社会がくると確信していて」
「いま利益が出ない事より将来を大事にしている」
岩谷産業はきょう千葉県にある液化水素の製造装置を
報道陣に公開しました
岩谷産業
液化水素の国内シェア100%
液化水素
気体での運搬に比べ輸送効率10倍
岩谷産業の創業者 岩谷直治 氏は
1941年に産業向けに水素の販売を始めました
”水素こそが未来を拓く”との信念があります
岩谷産業
2015年度中に水素ステーション20ヵ所建設予定
いずれも当面は利用台数が少なく
利益が出ない見通しですが
「我々は水素ステーションの建設運営よりも」
「水素の需要を増やして水素を供給するビジネスが中心」
岩谷産業は自社で生産した液化水素を水素ステーションに安全に運ぶ
供給ノウハウを他社に売り込む戦略だったのです
「アドバンテージを維持しつつ」
「皆さんと協力してやっていきたい」
*QEG+オオマサガスで水供給のみで走る車普及してほしい