ワールドビジネスサテライト,4/9,免税店ビジネスの裏側
東京・新橋
ヤマダ電機新橋店
がリニューアルされあすオープンするのを前に
報道陣に公開されました
LABIアメニティー&TAXFREE新橋銀座口店
これまでのヤマダ電機とは全く異なる雰囲気
商品には値札が2つつけられています
こちらは消費税を抜いた価格
日本を訪れた外国人に適用される
いわゆるタックスフリーの価格です
一宮副社長が中を案内してくれました
ヤマダ電機 一宮忠男 副社長
「化粧品を体験してもらうスペース」
Q.初めての取り組み
「そうです」
女性から圧倒的な支持を得ている化粧品の口コミサイト
アットコスメとコラボし人気商品を紹介
また
ストッキングなどを試着できるスペースも用意しました
なぜ
ヤマダ電機は免税店ビジネスに進出したのでしょうか
「家電市場はシュリンク(縮小)している」
「11兆円から7兆円まで落ちている」
Q.ライバルのラオックスは中国人相手に成功学ぶことは
「客層を広げることがラオックスと大きな違い」
「そういう店づくりをした」
さらに
同じ銀座界隈では今年秋にはラオックスが免税店をオープンするほか
三越銀座店や韓国ロッテが
消費税だけでなく輸入関税や酒税やたばこ税も免除する空港型免税店を新設予定
拡大し続ける免税店
新規開始のサポートで商機を見出す動きも
行政書士クライアントパートナーズ法務事務所
申請代行”免税店サポートプラザ”
免税店化への申請サポートを行うサービスを立ち上げました
行政書士クライアントパートナーズ法務事務所 森山敬 代表
「多くの小売店が免税店化することでインバウンド市場を活気づける要因になる」
サービスは申請代行のほか会計マニュアルや
外国人と意思疎通を図る会話指さしシートなど
オリジナルコンテンツを提供します
お任せコース10万円(税抜き)
行政書士クライアントパートナーズ法務事務所 早川利明さん
「免税店化は障壁が多く」
「一般の小売店では縁遠く感じらられがち」
「取り組めば大きな利益をもたらす」
とはいえ
免税店数
5777店舗(2014年4月)
9361店舗(2014年10月)
半年で倍近くできてます
Q.免税店がたくさん増えるとメリットは薄くなる
「免税店が多ければ多いほど外国人が来る構造が出来上がる」
東京・月島
ナナ文具
小学生の憩いの場となっています
そんな文具店が売り上げアップを狙って始めようとしているのは
免税店サポートプラザを利用した免税店化です
ナナ文具 丸島夏一 店主
「外国人向けにサービスを増やしていることで」
「免税店登録することにした」
近くには月島のもんじゃ焼き店が密集し
訪日観光客が多く流れてくるといいます
店内には土産物のボールペンや
手ぬぐいなどを揃えています
ただ
免税対象
一般物品 1万1円以上
1000円以内の商品が多い文具店で
免税店になるメリットはあるのでしょうか
「月島の長屋でバックパッカーの人を泊めて」
「もんじゃを食べる旅行を企画している人がいる」
「もんじゃを食べに行く前に店により5~6人まとめて」
「1万円以上買い物をしてもらう」
さらに期待は膨らみます
「8000円しか商品がいかなかった場合」
「残りもう2000円買う気持ちになる」
行政書士クライアントパートナーズ法務事務所では
こうした中小の小売店へのアプローチを進めていくとしています
行政書士クライアントパートナーズ法務事務所 森山敬 代表
「地域の商店街を中心にアプローチしていく」
行政書士クライアントパートナーズ法務事務所 早川利明さん
「今年度は1000店将来的には数万店増やしていきたい」
急速に活気づく免税店ビジネス
この勢いはどこまで続くのでしょうか
*自分でやってみようという人は