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霜降り測定機(仮名)
生きた牛にあてて肉の霜降り度合いを計測できる
産業技術総合研究所 中島善人 博士
「青いカバーの下がネオジム磁石」
「これは平面型の高周波コイル」
「これは常陸牛のロース芯の霜降り」
磁石の上に肉を置いて
肉に当たる磁気や電波をコンピューターで分析します
分析開始からおよそ10秒でグラフが表示されました
このデータを一般的な赤身と脂身の基本データと比べる事で
赤身の中に霜降りがどれくらい混ざっているか予測するのです
「生きたまま測ることができるのが売り」
「実際に牛にはまだ当てていない」
完成したばかりなのでまだ試せてはいませんが
生きた牛に聴診器を当てるように簡単に測定できるようになります
この技術によって霜降りの少ない牛には
餌を変えるなどして出荷までに品質を高める事ができると言います
「セリを行う人にとってもと畜前に霜降りの状態が分かるので」
「適切な落札値段を設定できるメリットがある」
想定価格 3000万円程度
2年後の実用化を目指す