ワールドビジネスサテライト,8/5,ロングセラー研究所,CACE-9,ハイマッキー
東京・新宿区
ゼブラ本社
創業者 石川徳松 氏
1897年(明治30年)創業 初の国産ペン先メーカー
やがて
国内初 黒インクのボールペンがヒット
国内初 3色ボールペンを開発
そんなゼブラが狙っていたのが
高度成長期それまでモノを運ぶのに使われてきた
木箱が段ボールに代わり
何にでもすぐ書ける油性マーカーの市場が拡大したのだ
しかし
そこには巨大な壁が立ちふさがっていた
ゼブラ 村上多俊さん(当時の営業マン)
「寺西化学のマジックが市場で強かった」
「後から参入するのが難しかった」
1953年から発売
寺西化学工業 マジックインキ
が市場を独占していた
そしてゼブラは
1976年 ゼブラがはいマッキー発売
分析1
ライバルに対抗するため太字と細字を1本化
実は
1975年 太字と細字の蛍光ペンがヒット
そのアイデアを投入したのだ
さらに
分析2
太字と細字の兼用が一目で分かる形を考案
ところが満を持して開発した商品を
文房具店が店に置いてくれなかったのだ
全国4万店をローラー作戦で回る
営業マンたちに予想外の苦戦が
「マッキーを置いてもらうのは難しかった」
「油性ペンは(寺西化学の)マジックがある」
「おたくはボールペンでいいじゃないか」
「ほとんど断られた」
しかし
80年代に入ると文房具店に代わりコンビニが台頭
太字と細字を兼ねるペンは
1ヵ所のスペースで販売できる
コンビニから歓迎され販売を伸ばしていった
今やはいマッキーのカラーは12色
消費者からの要望を受けて去年
ゼブラ 水性マーカー 水拭きで消せるマッキー P-WYT17-BK 黒 |
アマゾンで見る |
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を発売
ゼブラ 野木工場 柏木春佳 工場長
「100年それ以上」
「この製品をさらに良いものにして」
「伸ばし続けていきたい我が社のシンボル」
今後は海外への販売を伸ばし
世界のはいマッキーを目指す