ワールドビジネスサテライト,8/24,市場冷静さ取り戻すか
Q.日経平均1万8000円割れは
野村証券 投資情報部 若生寿一 シニアアナリスト
「可能性としては否定できない」
「あとは心理的パニックが落ち着くか」
もはやパニック状態に陥った株式市場
株価が下げ止まるかは
中国の動向次第との見方も
第一生命経済研究所 経済調査部 藤代宏一 主任エコノミスト
「中国の経済指標が上向くか」
「中国政府が景気対策を発表するか」
ただ
今の株式市場では気になる動きも
取引終了直前に見られる
大量の買い注文
東海東京証券 国内証券 営業推進部 太井正人 氏
「バリエーション(株価の評価)から見ても」
「売られすぎ感があり押し目買いに動いた」
押し目買いとは大きく値下がりしたところを買う事です
「海外売り 国内買いの構図」
マーケット
”この数日で日本の企業業績が変わったわけではない”
こうした見方から
海外の投資家が売る一方
国内投資家
割安曲面で買う動き目立つ
しかし
それでも外国人投資家の売りの勢いは圧倒的です
日本株はいま今年最大の試練に直面しています
そして
日経平均先物は1万8000円割れ
23:07頃
シカゴ日経先物 17695
大証日経先物 18410
日経平均終値 18540.68 -895.15
このまま行きますと
明日の日経平均株価も
大幅下落となる可能性が強まっています
さらに為替市場では急激に円高が進んでいます
ドル円相場では一時116円台をつけました
これは
およそ半年ぶりの円高ドル安水準となります
円安のデメリットが指摘されてきましたが
ここまで急激に円高が進みますと日本企業の業績に逆風となる可能性も考えられます
23:08ごろ
1ドル=118円台前半
そして
対ユーロでも円高が進んでいます
一時
1ユーロ=136円台をつける場面もありました