ワールドビジネスサテライト,8/31,スズキ・独VW 提携解消でどうなる!?
きのう
スズキ 鈴木修 会長
「ちょっと長かった」
「結論が出たので良かった」
2009年
スズキがフォルクスワーゲンとの資本業務提携を発表
インド市場で圧倒的なシェアを誇り
小型車に強いスズキと環境技術にすぐれ世界的に躍進する
フォルクスワーゲンの組み合わせは最強のタッグになるとも言われました
ところが
経営方針をめぐって両社は対立
提携解消がこじれたことから
2011年
スズキが国際仲裁裁判所へ
VWとの提携解消を訴える
国際仲裁裁判所の決定
提携の解消を認める
→VWにスズキ株の売却を命じる
スズキ
総額4000億円余りで
VWから株式を買い戻す見込み
「スッキリした自立して生きる事を前提にする」
では
なぜ提携はうまく行かなかったのでしょうか
ナカニシ自動車産業リサーチ 中西孝樹 代表
「フォルクスワーゲンの態度が変わった可能性がある」
「スズキもびっくりして大変なことになると提携解消を急いだ」
「スズキは独立して自主路線を維持したかった」
「フォルクスワーゲンは支配しながら両社が栄えるという戦略」
そしてスズキは
この6年の間に技術的な革新を遂げたと言います
スズキ 鈴木修 会長
「従業員や技術者が努力してくれた奮起して実力以上の車を出すとか」
26日
スズキが簡易ハイブリッド搭載車を発売
環境規制への対応が複雑なアメリカ市場からの撤退を決め
アジアなどに舵を切る方針を鮮明にしたのです
ナカニシ自動車産業リサーチ 中西孝樹 代表
「ようやく離婚が成立して引く手あまたな状態」
「提携を組みたいパートナーは多くいる」
そして
スズキにとって最も重要なことは次の世代へ経営をどう引き継ぐかにあります
6月30日
鈴木修会長の長男 俊宏氏が社長就任
「きちっと次の世代がスズキを経営していく形に変えることが重要」
*あとは後継ぎだけだね