ワールドビジネスサテライト,3/3,活況続く国内マリン市場
横浜市・金沢区
横浜ベイサイドマリーナ
今日始まったのは
ジャパンインターナショナルボートショー2016です
一際注目を集めていたのは
イタリア製のクルーズボート
広々とした船室が特徴で
ゆったりと船の上でのパーティが楽しめます
下の階には
4つの寝室とトイレがついていて
まさに海の上のスイートルームです
Monte Carlo Yachts70
価格 4億3000万円
(フル装備5億5000万円)
ボートショーに出展された船で
過去最高額のクルーズボートです
テクノマーレインターナショナル イオンミフランチェスコ社長
「日本人はお金がすき」
「これから船のマーケットは伸びるのではないか」
参加企業は190社以上と過去最大規模となる今回のボートショー
その背景にあるのは好調な国内のマリン市場です
2012年以降の円安株高を受けて
レジャー用のボートや船外機などの出荷額が増加
特に
2015年のモーターボート出荷額
→20%増(前年比)
ヤマハ発動機 権丈和之さん
「席数の伸びというよりも単価」
「より高級なモノを求める客が増えている」
そんな中
攻勢をかけるのが
トヨタ自動車
ヤンマーとマリン事業で業務提携を発表
→共同で部品供給や商品開発へ
トヨタ自動車 友山茂樹 専務役員
「日本は四方を海に囲まれた海洋国家」
「陸が車でいっぱいになったら車はおそらく海に出る」
「海のモビリティの可能性を追及していきたい」
さらに
ボートを身近にする取り組みも
会員制のレンタルボートサービス
”シースタイル”です
この日
マリーナを訪れたのは会員の野間さん
Q.船のレンタルサービスは
野間さん
「最高ですよね」
「自分でボートを買うというのは自分の中でなかった」
2年前に2級船舶免許をとった野間さんは
クルージングを楽しむと言います
「季節がらいい時がある」
「そろそろだが花見シーズン」
「早めにインターネットで予約をして」
「仲間内で集まって行きますね」
シースタイル
全国140ヵ所どこでも借りる事ができ
入会金2万1600円 月会費3240円
Q.会員数の伸びは
ヤマハ発動機 北岸由衣さん
「2011年から毎年1000人ぐらい増えていて」
「2015年は1万8000人になった過去最高」
気軽にボートに触れてもらうことで
購入へのきっかけにも繋げます
「手が届きにくいというボートを」
「手頃な値段で気軽に使えるのが魅力」
広がるマリン市場
今後も目が離せません
*普通の人はこれくらいがやっと