ワールドビジネスサテライト,3/29,コーヒーx和菓子一体なぜ?
きょう都内で開かれた発表会
全国和菓子協会と味の素ゼネラルフーズはタッグを組み
和菓子とコーヒーの組み合わせを提案するプロジェクトを立ち上げました
和菓子と組み合わせる珈琲は
煎
去年8月に発売の17年ぶりの新ブランド
香りの強い和菓子 薄口
味の強い和菓子 濃口
が相性がいいと言います
Q.和菓子にコーヒーは合う
全国和菓子協会 細田治 会長
「合います」
「合わないわけがないと私は強く信じている」
和菓子の売り上げは1993年をピークに
落ち込んでいます
さらに
和菓子を買う主な層は60代以上となっています
コーヒーとの組み合わせで
取りこぼしている若い世代を取り込む狙いです
和菓子とコーヒーは本当に合うのでしょうか
試食会で濃口と薄口それぞれのコーヒーが
どの和菓子に合うのか試してみました
金賞(広島)
にしき堂 もみじ饅頭
濃口のコーヒーとの相性は
相内キャスター
「合いますねあんこの甘さを濃口のコーヒーが」
「よりスッキリとした味わいに変えて食べやすくなります」
会場では職人による和菓子作りの実演も
これは練り切りというしろあんを練って作った和菓子です
「薄口のコーヒーが」
「練り切りのやさしい甘さを邪魔しないですね」
Q.若い人が最近和菓子を食べていないと言わていますけど
菓匠京山 佐々木勝 社長
「どうしても若いお母さんだとケーキになる」
「おばあちゃんがいると」
「お彼岸だからおはぎとかあるけど」
Q.コーヒーと合わせると変わっていくかも
「是非そう変わってもらいたい」
和菓子には緑茶という既成概念を取り払うことで
和菓子の新たな楽しみ方が広がると期待します
味の素ゼネラルフーズ 横山敬一 社長
「素晴らしい和菓子がたくさんあるので」
「地域の活性化につながる取り組みにつなげていきたい」
東京・江東区
船橋屋
江戸時代から210年続く
この店の看板商品がくずもちです
年間で500万食以上売り上げると言います
若い客層を取り込むのに船橋屋が仕掛けたのは
SNSの積極活用です
船橋屋
2011年からフェイスブックを通じて
商品をアピ―ル
船橋屋 佐藤恭子さん
「フェイスブックの利用者は20~40代」
「働いている人が多い属性を持っている」
記事は毎日更新
文章の最後には自社の通販サイトのURLを必ず入れます
30代の男性などを取り込み
通信販売の売り上げは導入前の2倍に増えました
SNSを切欠に
来店客も伸びていると言います
また
自社商品を使った写真投稿のコンテストを開催
イベントを通じて客同士のコミュニケーションもSNS上で生まれたと言います
「いまSNSで言われているのがインスタグラム」
「若年層にアピールするツールとして合っているので」
「インスタグラムもいろいろな取り組みをしていきたい」
*100も法則があるらしい