ワールドビジネスサテライト,6/9,広がる格安スマホ 業界の勢力図が変わる!?
東京・千代田区
ビッグカメラ有楽町店
その一角
格安スマホの看板が掲げられたコーナーに
ズラリと並ぶのはSIMフリー端末です
SIMフリーに格安のSIMカードを使用
→月々の利用料金を抑えられる
現在では国内外10社以上がSIMフリー端末を販売していて
問い合わせの数も増えていると言います
ビッグカメラ有楽町店 高橋秀治さん
「格安スマホというところで(客は)非常に興味がある」
「いま月々の利用料金のを見直したいというニーズが非常に強くあるので」
「問い合わせが増えている」
スマートフォン全体の国内市場を見ると
iPhoneで知られるアップルが占めていて
その後を日本メーカーが追随しています
ところがSIMフリーのスマートフォンに限ると
その勢力図は大きく変わり
台湾や中国のメーカーが存在感を示しています
「こちらはエイスースの」
「という商品」
「価格も安く初めて使うスマートフォンとしておすすめ」
「ファーウェイやエイスースなどアジア勢の」
「SIMフリースマートフォンが非常によく売れている」
そんな中
中国メーカーファーウェイは
SIMフリー端末の新商品を発表しました
P9
17日発売
特徴は名門来夏と共同開発したカメラです
フツーのカラーに加えついているのは
モノクロレンズ
カラーレンズよりも多くの取り込む事ができる
合わせて使うと
より鮮明な写真が撮れると言います
価格はおよそ6万円
SIMフリー端末としては高めですが自信を見せています
ファーウェイ技術日本 呉波 副社長
「これまではキャリアが本来は8万円で売るはずのスマホを」
「購入補助やキャッシュバックを通して低めの価格設定にしていた」
「4月には新しい政策が打ち出されてから」
「スマホは本来の価格に戻りつつある」
「キャリアの端末と比べてもファーウェイのコスパの良さが分かるはず」
ファーウェイのスマホはサムスン電子
アップルにつぐ世界3位の出荷台数を誇りますが
日本市場では4年前に参入して以来
わずかなシェアにとどまっています
一方で
国内メーカーの参入が少ない
SIMフリー端末の市場では国内3位
新製品を通してブランド力の向上を目指します
「製品の体験会を行っていく」
「SIMフリー端末市場で何が何でも1位になりたい」
ファーウェイが力を入れるのは
SIMフリー端末のさらなる成長が見込めるからです
SIMフリー端末出荷台数
5年後には現在の3倍以上に
スマートフォン全体では現在の6%程度から
20%程度に拡大するとの予測もあります
一方で課題は
MM総研 篠崎忠征さん
「認知や安心感が伝わっていない」
「SIMカードをまだ認知していない人もいる」
「使い方や利用方法を認知してもらう必要がある」
専門店をほとんど持たない海外メーカーの認知度は
低くなりがちです
そこで
サムスン電子
最新機種の体験店舗を期間限定で5月にオープン
→予想のの3倍の集客
ファーウェイ
スマホの修理専門店を4月に東京銀座に開設
サービス面などの充実が進み
市場の成長を後押しすると言います
「いかにブランドを認知してもらい」
「いいイメージで客に選んでもらうのかが重要」
「スマートフォン市場の成長は今後 SIMフリー端末が担っていく」
*まぁmnpが不味くなりつつあるしねぇ