ワールドビジネスサテライト,6/14,"尿でがん検査"新技術発表
日立製作所x住友商事グループ
健常者・乳がん患者・大腸がん患者の
尿に含まれる老廃物を分析
そして
健康な人と乳がん・大腸がんに人では
その成分量が異なることを発見しました
尿から様々ながんを見つけ出せる
可能性が出てきたのです
日立製作所 研究開発センター 坂入実さん
「今の段階では100%(の発見率)」
今回の研究は若いうちから発症し
女性の死因として高い
乳がんと大腸がんを優先して進められています
「(乳がんは)若い時から発症すると言っても」
「(病院は)非常に精神的なバリアが高いので」
「ちょっと行きにくい」
「それが尿に変わると劇的に緩和される」
現在の日本の乳がん検診の受診率はおよそ3割
欧米と比べるとかなり低い数字です
この受診率の低さの原因と言われているのが
病院で受けるマンモグラフィーなど
検診への抵抗感
尿を検査機関に送るだけのシステムを
数年以内に実現し乳がん検診率8割を目指す
「これから日本にとって重要なのは」
「経済的に繁栄・伸長することに加えて」
「社会課題を解決するこの両面が必要」
いまがん検査の分野に
電機や精密機器メーカーが次々と参入しています
東京・日野市
コニカミノルタ東京サイト日野
は
コピー機のトナー製造技術など応用し
がんの種類を見分ける方法を開発しました
使うのは発光する蛍光材料です
製薬会社などから送られてきた
がん細胞の検体に蛍光材料をたらすと
光の強さをコンピューターで解析し
→小さながん細胞も発見可能に
また
2種類のがん細胞を
同時に発見することも可能に
がんは効く薬が違うため
種類を見分けることが重要なのです
患者の負担や治療費の削減に繋がると期待される
コミカミノルタ 腰塚國博 常務執行役
「分子を見られることで」
「たんぱく質の量を見てこの薬が効くという薬効診断ができる」
「薬を無駄に飲まない時代が来る」
*ならないことが一番ですね