ワールドビジネスサテライト,10/5,新ブランド「新之助」デビュー:ワールドビジネスサテライト.Log

ワールドビジネスサテライト,10/5,新ブランド「新之助」デビュー

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ワールドビジネスサテライト,10/5,新ブランド「新之助」デビュー

東京・中央区
日本橋三越本店

はっぴを羽織りデパ地下の売り場に立った男性

県のトップ自らPRするのは
新潟が開発したコメの新品種"新之助"

一般向けの先行販売がきょうから始まりました

新之助はコシヒカリより粒が大きく
コクと甘みがあるのが特長と言います

さっそく試食してみると

大浜キャスター
「ああ1粒1粒が確かに大きいのが分かります」
「1粒が大きいから全体のモチモチ感が際立つ」
「そういう印象ですね」

こちらの百貨店で
新之助 3780円(5キロ)

最高級とされる
魚沼産コシヒカリ並みの価格です

都市部の有名百貨店から先行販売を行う事で
高級感を打ち出す新之助

さらに
ブランドを高める戦略も

新之助オーナー制度
首都圏に住む女性が対象

オーナーになると稲刈り体験や
収穫した新之助を受け取ることができます

これをSNSに投稿し拡散してもらうことで
高級ブランド米としての地位の確立を狙います

Q.新潟はコシヒカリという強い銘柄があるが
 それでも新しい品種を作るのは

新潟県 泉田裕彦 知事
「新潟はお米王国の座を譲らないぞという意思表示の品種」
「トップブランドの魚沼産コシヒカリは」
「新之助の強力なライバル」

新潟が米王国の威信をかけて生み出した新之助
2008年開発はスタートしましたが

ある独自の方法で品種改良が行われました

長岡市
新潟県農業総合研究所

石崎和彦 博士
「これはコメのおいしさを100点満点で示す機械」

実はこの機械
炊いたコメに様々な角度から光を当てることで
輝きを測定することができます

「炊きあがりのコメを見て」
「おいしそうに光ると言いますけど」
「それを実際に確かめるとウソじゃない」
「よく光るご飯はおいしい」

新潟県はコメのおいしさを測定する独自の方法を開発

味度という数値で厳密に評価し
20万株の中から基準をクリアしたものを選び抜きました

さらに
その品種同士を何年にもかけて交配させることで
新之助が誕生したのです

さらに
新之助にはたくましい特徴があります

開発途中の2010年
日本列島は猛暑に襲われました

夏の平均気温は
過去113年間で最も高く

新潟でも猛暑が続きました

「新之助はその(猛暑の)中で生き残った材料」
「品種改良にとっては自然の状況の中で選別できた」
「申し訳ないけど幸運だった」

暑さに強い特徴を持っているのです

それだけではありません

コメ農家 小野塚清一さん
「コシヒカリに比べて稲の長さが10センチほど短い」
「短いということは倒れなくなる」

コシヒカリ
雨風の影響で倒れやすい弱点があります

新之助は丈が短いため倒れにくく
米が痛むリスクが低いのです

実は

新潟
コメの作付面積の7割がコシヒカリ
→一気にダメージを受ける可能性も

その対策が急務でした

新之助
コシヒカリより収穫時期が
1週間ほど遅い(晩生品種)

コメ農家は新之助を栽培することで
リスクを減らすことができるのです

新之助は地元経済のみならず
農家にとっても待望の品種なのです

コメの新銘柄に期待を寄せるのは
新潟県だけではありません

東京・目黒区
スズノブ

全国各地のコメ約60種を扱う

その中には今年誕生した銘柄も

西島豊造 社長
「あさゆきという品種(銘柄)」
「粘りがあってあっさりしている」

あさゆき
青森県産の新銘柄

新之助以外にも今年は
このあさゆきや岩手県の銀河のしずくなど

全国で32もの新しいコメが登場しました

銘柄数は増え続け
その数はなんと726

この店には少しでも販路を広げたい全国の産地から
毎年20ほどのサンプルが送られてくると言います

「戦国時代に突入している」
「売れている銘柄と売れない銘柄が差がすごい」
「生まれてすぐ消えた品種もある」
「去年デビューしたコメも今年はわからないです」

競争が年々激しさを増す銘柄米

しかし
計画的なブランド戦略を立てている産地は少ないと言います

「リピーターになってもらい」
「来年はどうコメを作るか考えるのが計画」
「ほとんどの産地が売って宣伝したら終わりという発想」

デビューから3年で売れなければ消えるという厳しい世界なのです

はたして

コメどころ新潟が生んだ新之助は
ブランド米として定着するのでしょうか

新潟県 泉田裕彦 知事
「このコメだと言っていただける」
「ファンの増加が重要」
「こだわりの消費者から支持されるコメとして」
「ブランドを確立していく」

*まだ食ったことねぇ
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